堀内球代(ほりうちたまよ) 写真展“italia metafisica ”を開催

Art Gallery M84は、2013年11月11日(月)より堀内球代写真展“italia metafisica ”を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第9回目の展示となりますが、作品取扱記念として実施する個展です。
写真展“italia metafisica”は、イタリアで活躍する日本人で女性写真家の作品です。
イタリア在住10年以上になる彼女がイタリアで撮影してアルミパネルに直接出力したモノクロームからなる18点のオリジナルプリントを展示致します。

アルミニウム素材なのにプリントした表面が梨地で高精細、黒の濃度がしっかりしていてグラデーションもあります。しかも、白が映える美しさなのです。奥行き感のある今まで日本では見た事の無い質感。ドイツでプリントしたアルミ・デジタルダイレクトプリントを再度見たいとのご要望があり展示する事にしました。彼女の作品は、奥行きのある空間のなかに響くものを感じるのですが、音楽も学んでいた事が作品に大きく影響しているのかもしれません。写真とも絵画とも違う、見る人の心の中に沸き立つような 感情を呼び覚ます彼女の作品をご覧ください。

【堀内球代氏からの一言】
私の視点、感覚そして経験するこのイタリアの社会、歴史、宗教、自然そして日常生活の世界を、テーマ「italia metafisica 」に表現しました。アドリア海の砂浜からミラノ、寒い冬の霧に包まれた高台の歴史の町から教会等、幅広い対象を扱い作品の方向性を見いだす事ができました。そして、目に見える事物の奥にある神秘の探求、又は目に見える物の裏側に潜むもう一つの世界を描いたとされるイタリアの画家、Giorgio de Chiricoの形而上 (けいじじょう)絵画に、私が無意識的に模索しながら一貫して探している原点に通じるものもベースになっています。人々の目に映る現象に視点を置きつつ も、モノクロームを使うことで、その現象から何かしら目に見えない次元、奥にある本質、又は精神的な思考に誘導されるような感覚に重点をおいて作品作りに 向かい合っています。写真家 堀内球代

【堀内球代(ほりうちたまよ) 氏略歴】
1971年3月生まれ。横浜フェリス女学院大学音楽学部卒業。
1993年より渡仏。パリの音楽学校エコール・ノルマル・ミュージック・ド・パリに在籍、ソルボンヌ大学のフランス語科を経た後、ピアノ教師として6年パリに生活。その後東京に居を移しながらも、パリを行き来しながら、常にヴィジョンにあった写真と詩作を中心とした活動を始める。2001年よりイタリアに移住。ヴェネチアを経て現在ベルガモ在住。イタリアを拠点に展覧会、個展の写真活動を続けている。

<受賞歴>
2001年 神戸インターナショナルフォトグラファー、IPA国際写真家協会展に入選。
2004年 イタリア・ヴェネチア・ヴィッラファルセッティ∙ビエンナーレ国際コンクール、写真部門大賞受賞。
2004年 イタリア・ピザ「EM’ARTE2004」国際コンクール芸術写真部門大賞受賞。

<展覧会>
2001年 神戸県立美術館IPA国際写真家協会展
2002年「Orchestrazione n.10」ポルトグルアーロ市立コンテンポラリーアートギャラリー
2004年 エヘアデロス・カヴァエロス・サラゴッサ・スペイン市立アートギャラリー
2004年 カステリーナ・マリッティマ・リヴォルノ国際ビジュアルアート展
2005年 ヴェネチア・イタリア・ファルセッティ館・ビエンナーレ・ヴィジュアルアート展
2007年「ヴァスタ ガンマ展」ポルデノーネ・イタリア・ガルヴァーニ館
2011年「イタリア建国150周年展」ポルトグルアーロ市立コンテンポラリーアートギャラリー
2011年 関西御苗場「Next Generation」byリコーフォトギャラリーRING CUBE

<個展>
2003年「Paris : moods」ポルトグルアーロ・ヴェネチア・イタリアギャラリー“アイポルティチ”
2004年「Poesia」ポルトグルアーロ市立コンテンポラリーアートギャラリー・イタリア
2005年「Visions」チェッチナ市立美術館・リヴォルノ・イタリア
2010年「Suntra del cuore」ポルトグルアーロ・ヴェネチア・イタリア・ギャラリー“アイポルティチ”
2010年「幻想」—Next Generation—リコーフォトギャラリー“RING CUBE”銀座
2013年「italia metafisica」Art Gallery M84 東京・銀座

【写真展概要】
名  称 : 堀内球代写真展“italia metafisica ”
展示作品数 : 18点(予定)
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2013年11月11日(月)~2013年11月23日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com

<堀内球代写真展“italia metafisica”代表作品>
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タイトル:BAR
撮影場所:イタリア・ベルガモ
作品サイズ:750mm x 500mm
メディア:アルミニウムパネル Di-Bond 3mm
プリント手法:デジタル直接出力プリント
制作:2013年
以上

橋本正則油彩画展展示の様子

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2013年10月14日(月)より開催している橋本正則油彩画展“審作”は、高岡市美術展で佳作を頂いた作品と富山県美術展での入選作品、それに氷見の奥にあ る漁港を写生したものを出品用に描き第22回富山県観光美術展で入選した作品を含め静物と風景からなる展示です。殆どがペイントナイフで絵の具をキャンパスに練り上げていくので、近くで見ると荒々しいタッチになっている。作風が完成されていますが何時頃の作品ですかとの声に、40年以上も前の作品とお応えすると、皆さん驚かれて、最近描いたかのように新鮮です。富山地方に勤めていた方が見えて懐かしいです風景ですので描き続けてくださいと言ってくださったのが嬉しかった。

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以上

保坂昇寿(ほさかのりひさ)写真展“Tokyo River Trail”を開催

Art Gallery M84は、2013年10月28日(月)より保坂昇寿写真展“Tokyo River Trail”を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第8回目の展示として実施する個展です。
写真展“Tokyo River Trail”は、大切な街の景観が再々開発によって大きく変わる前に残しておきたいとの思いから作り上げた作品で、渋谷から東京湾までの川の道を歩きながら暗渠を撮影した約20点(予定)のオリジナルプリントを展示致します。

普段の当たり前の生活で通り過ぎている街、でも無くなるのも時間の問題とも感じている街を何枚かの露出を変えたイメージを重ねる表現によって人の心の中に焼き付ける彼の作品をご覧ください。

※ 展示会場でオープニングレセプション(10月28日(月) 18:00~)を予定しておりますのでお誘い合わせの上ご参加ください。

【保坂昇寿氏からの一言】
3.11東日本大震災は本当にショックを受けました。明かりが消された節電中の、もう一つの美しい東京を目の前にした時に、いままで撮ってきた写真が実態をともなわない、仮想的なもの、頭だけで作っていたことに気付いてしまいました。 いま一度、東京とのつながり、写真とのつながりを取り戻すために、僕は歩くことにしました。僕は歩くことで、写真にリアルな力強さを求めたのです。そうやって歩いているうちに、長年の都市開発に隠れてしまった地形的なもの、特に「川」に興味が出てきました。今回、写真を始めた当初からインスピレーションをあたえてくれる渋谷から東京湾まで歩き、渋谷川、古川をはじめとした、東京の川や暗渠の写真を展示しています。これらは、2020年の東京オリンピックに向けて再々開発され失われていく景色でもあります。 僕らは一歩、踏み出す時がきたと思います。考えるべきことはいっぱいありますが、まずは一歩、そんなことを感じていただければと思います。写真家 保坂昇寿

【保坂昇寿(ほさかのりひさ)氏略歴】
1968年東京生まれ。IT系ライターやWebマガジン編集を経て写真家になる。2008年に仏アルル国際フォトフェスティバルのポートフォリオレビューに参加。2010年にサンタフェで Critical Mass 2010の Top 50に選ばれる。同年9月米Photolucidaの Critical MassにおいてTop 50に選ばれる。 http://www.hosakanorihisa.com

<賞>
2008年  写真集「クローム襲撃」にてエスクァイア日本版デジタル写真賞’07-’08 グランプリ受賞。
2009年「キラキラ星よと写真家は言った」でLittlemoreBCCK第2回写真集公募展佳作入賞。
2011年「Project Basho」フォトコンペ入賞。(U.S. Philadelphia photograph center )

<個展>
2008年 “Esquire Digital 写真賞”特別展, Esquire Magazine Japan,伊勢丹、東京・新宿
2009年 写真展「昭和84年東京」A246ギャラリー、東京・青山
2010年 NEXT GENERATION保坂昇寿写真展, リコ—フォトギャラリ—RING CUBE, 東京・銀座
2011年 BURNING CHROME 出版記念写真展、ノスタルヒア、東京・銀座
2012年 写真展「BURNING CHROME」Gallery TANTO TEMPO、兵庫・神戸

<グループ展>
2010年 TANTO TEMPO pure vol.3展 Gallery TANTO TEMPO、兵庫・神戸
2011年 Socio Arte Kobe 2011” Gallery TANTO TEMPO、兵庫・神戸
2011年 Project Bashoフォトコンペ受賞作品展「ONWARD」リコ—フォトギャラリ—RING CUBE
2011年 “ACROSS THE DIVUDE; CRITICAL MASS 2010”, PhotoCenter PW,USA
2012年 Ankor International Photo Festival, McDermott Gallery, Cambodia
2012年 Singapore International Photo Festeval 2012, National Library, Singapore
2013年 “Vignettes: Between Light and Dark”, 2902 Gallery, Singapore

<出版書籍>
2011年 保坂昇寿写真集『BURNING CHROME』出版 (リブロアルテ)

【写真展概要】
名  称 : 保坂昇寿写真展“Tokyo River Trail”
展示作品数 : 20点(予定)
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2013年10月28日(月)~2013年11月9日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所  在  地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休  館  日 : 日曜日
入  場  料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com

<保坂昇寿写真展“Tokyo River Trail”代表作品>
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タイトル:Shibuyagawa #2141
撮影場所:渋谷
作品サイズ:イメージサイズ 24inch x 16inch
メディア: ハンネミューレ
プリント手法: inkjet
制作年:2013年

以上

吉田雅美写真展展示の様子

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2013年9月30日(月)より開催している吉田雅美写真展“DANCE”は、雨の日の夕暮れ、家路へ帰る人、デートに向かう人、人々が行き交う場で、一本の脚がアートの様に浮かび上がってくる作品です。DMやWebで紹介されている作品を見て、バランスの良いアート作品なので、どんな写真家が作品を作っているのかと思って来ました等と言って、遠方から来て頂ける方が多いです。中には「やられた」とおっしゃる方もいて、雨に日に脚だけ撮れば良いんだ! 思い付かなかったな。とか、モデルを使って撮影しているの?とか聞かれる方もいますが、被写体は全て通りすがりの人です。

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以上

橋本正則(はしもとまさのり)油彩画展“審作”を開催

Art Gallery M84は、2013年10月14日(月)より橋本正則油彩画展“審作”を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第7回目の展示として実施する個展です。
油彩画展“審作”は、高岡工芸の美術部に所属していた頃に描いた作品で、高岡市美術展で佳作を頂いた作品と富山県美術展での入選作品、それに氷見の奥にある漁港を写生したものを出品用に描き第22回富山県観光美術展で入選した作品を含め静物と風景からなる7点(予定)の油彩画を展示致します。

静物も風景も描くに筆は最初の構図を決める時くらいで、殆どがナイフで絵の具をキャンパスに練り上げていくので、近くで見ると荒々しいタッチになっています。離れて鑑賞頂けると深みがある作品かと思います。

【橋本正則氏からの一言】
初めて油絵を制作したのは、山岸忠彦さんにつれられてある学校の校舎で開催された創元会高岡支部主催の実技研修会でした。ヌードや静物の教室があり、初めて油で静物を描き、講師の方に褒められたのを覚えています。その時制作した作品は、高岡工芸尚美展に出展した時に是非とも欲しいと言う旅館を経営している方が顧問の先生を経由して売れてしまいました。今回展示も同じタッチで描いている作品です。 橋本正則

【橋本正則(はしもとまさのり) 氏略歴】
1953年 富山県生まれ。
1969年 洋画家の山岸忠彦さんに師事。
1972年 高岡工芸デザイン科卒業。リコー入社。
1998年 リコーデザインCプロダクトデザインG GL 兼 ブロダクト推進室 室長
兼 第4デザイン室 室長に就任。
2002年 リコーICS事業部 企画マーケティング室 室長に就任。
2008年 リコーフォトギャラリーRING CUBE運営リーダーに就任。
2013年  Art Gallery M84 設立

<主な展示>
1971年 高岡工芸美術部展、富山・高岡

<受賞歴>
1970年 高岡市美術展佳作入賞。
1971年 富山県美術展入選。
1971年 第22回富山県観光美術展入選。

【油彩画展概要】
名  称 : 橋本正則油彩画展“審作”
展示作品数 : 7点(予定)
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2013年10月14日(月)~2013年10月26日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com

<橋本正則油彩画展“審作”代表作品>習作
タイトル:「静物」
サイズ:F25
メディア: キャンパス
手法: 油彩
制作: 1970年

以上