エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』SOLD作品

エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』SOLD作品

16.Van Gogh’s(ゴッホ) Healing Place, Arles 2018
  お持ち帰りできる特別限定サイン入りプリント
  (展示作品の大キャビネ版 アーティストプルーフ1点のみ)

22.Backstreet Figures, Paris 2018
  Edition:1/10、Signature : Yes、Image Size: 195 x 293mm
  Print Paper Size:330 x 344mm、Mat・Frame Size:406 x 508mm

28.Church Prayers,Franche-Comté 2017
  お持ち帰りできる特別限定サイン入りプリント
  (展示作品の大キャビネ版 アーティストプルーフ1点のみ)

32.Garden Symphony, Monet’s Garden, Giverny 2013
  お持ち帰りできる特別限定サイン入りプリント
  (展示作品の大キャビネ版 アーティストプルーフ1点のみ)

ベッティナ・ランス写真展『密室』No.10を開催

Art Gallery M84は、2024年10月21日(月)よりベッティナ・ランス写真展『密室』No.10を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第 146回目の展示として実施する個展です。
日本でヌード作品は、もう見ることが出来なくなるのだろうか?  綺麗なヌード写真を見たいと思っている人がいるのに、日本でヌード作品の展示は激減しています。

皆無に近いとさえ言える状況にあえて、ランスが1995年に来日して日本人モデルをあられもないポーズで撮影したサイン入りプリント3点とパリ女性を撮影したM84初展示のサイン入りプリント1点を含む、約30点を展示します。パリの女性達と日本人女性を撮影した作品を一緒に展示します。入場は、成人限定とさせて頂きます。

「シャネル(CHANEL)」のムービーを手掛けたことで知られ、『ヴォーグ』『フィガロ』などの雑誌で活躍するフランスを代表する女性写真家 ベッティナ・ランス(Bettina Rheims)の当ギャラリー10回目となる個展です。セルジュ・ブラムリーの小説とコラボレーションによる1990年から1992年に制作されたパリの女性達を撮影したヌード写真集(Chambre Close/シャンブル・クローズ=密室)で、あられもないポーズが話題となりヨーロッパだけでなく米国、日本、韓国、オーストラリア、モスクワでもベストセラーとなり世界中にその名が広がったと言います。

 女性を写した作品を数多く発表してきたランスは、一貫して女性達が生まれながらにしてまとう華やかさと儚さ、内面から湧き出る美や苦悩、憂いを力強く写してきました。レンズの前で飾り気のない心情や濃厚な人間性を惜しげもなくさらしています。作品の中には、「ランスでなければ写せない」とまで言われるしぐさや眼差しとともに、瞬間に写し取られた本能的な女性達の姿を捉えるベッティナ・ランスの魅力に迫りたいと思います。骨格の違うパリの女性達だから力強いポーズで描けたのでは、日本の女性達でも見てみたいとの声がありましたが、それが再度実現することになります。

【ベッティナ・ランス(Bettina Rheims)略歴】
1952年 パリ生まれ。
1972年 多感な20歳代の数年をニューヨークで過ごす。
1976年 写真家のアシスタント等を経験しながら自らの友人達のポートレートを発表。
1978年 ストリッパーやダンサー、売春婦等社会の辺境に生きる人々へ生々しくもエ 
    レガントなタッチで迫るポートレートやヌードフォトに特徴があり、カリス
    マ雑誌「エゴイスト」の創始者に挑発的でエレガンスなイメージが評価され、
    同誌からデビュー。
1980年 女性のポートレート「Female Trouble/フィメール・トラブル」を制作。
1982年 生と死を表現した「動物の剥製シリーズ」を制作し注目を浴びる。
1986年 世界的な雑誌「ヴォーグ」「フィガロ」や広告のポートレートを撮影。
1990年 二重の性、転換する性、男性の妄想等、混迷する現代の性をモチーフに作品
    を数多く発表し、ティーンエイジャーの揺れ動く若者たちのセクシュアリテ
    ィを捉えた「Modern Lovers/モダン・ラバーズ」は彼女の傑作となった。
1990年 初めてのカラー写真「Chambre Close」で豊かな背景あるヌード写真を披露。
1995年 フランス大統領の公式カメラマンとなる。
1998年 多種多様なキャストを動員して2年がかりでイエスの生涯を現代の設定で撮
    影した「I.N.R.I」を出版。
2002年 千年の伝統ある中国でアバンギャルドな上海女性を捉えた上海シリーズ制作。
2005年 石の台座を小道具に、写真と彫刻の融合をテーマにリメイクしたオートクチ
    ュールのヴィンテージドレスを身に纏った彼女達を撮影したシリーズ発表。
2010年 セルジュ・ブラムリーと一緒に自叙伝的な物語「Rose, c’est Paris」を発表。
2012年 インタビューをして撮影した若い男女27人のポートレートを発表。
2013年 最新のパリのオートクチュールを纏った有名人のポートレートを発表。
    現在は雑誌、広告、ファッションの仕事(ChanelやLanco)を手掛けるととも
    に、幾多の個人プロジェクトに取り組んでおり、フランスを代表する写真家
    として評価を得ている。

【主な展示】
1981年 Bettina Rheims写真展「Portraits」ポンピドゥー・センター(Paris)
1981年 Bettina Rheims写真展「Portraits nus」Gallery Texbraun(Paris)
1983年 Bettina Rheims写真展「動物の剥製シリーズ」パリとニューヨークで展示。
1987年 Bettina Rheims写真展「過去10年間の回顧展」エスポート・フォト(Paris)
1990年 Bettina Rheims写真展「Modern Lovers」をフランス、英国、米国で展示。
1991年 Bettina Rheims写真展「Chambre Close」PARCO(東京・渋谷)
2000年 ベッティナ・ランス写真展「イエスの生涯」小田急美術館(東京・新宿)
2004年 Bettina Rheims写真展「初の回顧展」ヘルシンキ市立美術館(Finland)
    その後欧州(オスロ、ウィーン、デュッセルドルフ、ブリュッセル)を巡回。
2005年 Bettina Rheims写真展「Héroïnes」Galerie De Noirmont(Paris)
2010年 Bettina Rheims写真展「Rose, c’est Paris」フランス国立図書館(Paris)
2011年 ベッティナ・ランス写真展「MADE IN PARADISE」東写美(東京・恵比寿)
2011年 ベッティナ・ランス写真展「Heroines」CHANEL Nexus Hall(東京・銀座)

【写真展概要】
名  称 : ベッティナ・ランス写真展『密室』No.10
作 品 数 : 約30点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
協  力 : Sansiao Gallery
期  間 : 2024年10月21日(月) ~ 11月30日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 800円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=13561

【ベッティナ・ランス写真展『密室』No.10代表作品】          クレジット:Chambre Close 26 August, Paris. © Bettina Rheims

        クレジット:Chambre Close Mai I, Paris. © Bettina Rheims

        クレジット: Chambre Close by Japanese Women Mari 8 © Bettina Rheims / Sansiao Gallery / M84

以上

エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』展示の様子

2024年9月9日(月)より開催しているエドワード・レビンソン写真展『フランスの光』ですが、ご来場のお客様から、「見る側にどの様に感じるかを問いかける作品ですね。そして情緒的な作品ですね。」とのことでした。また、こんな写真を撮ってみたいがどうすれば良いかなどの相談もあります。「普通のカメラでも長時間露光で撮影すると被写体ブレがあり近い感じになりますが、レンズが外せるカメラでボデーキャップに穴を開ければ、フレアーや空気感までが映るピンホール写真が撮れます。」とお話するとびっくりしたご様子。やって見たいとの声も多いです。「それでも展示されているプリントの様な感じになるかと言えば、違うんです。銀塩プリントのような目に優しい感じや締まった黒から明るい光まで柔らかく絵柄に応じて一点一点データを調整されてプリントされているのがエドさん特有の味なんです。」とお伝えしております。

ユアンさんが、千葉デザイン展 2024にて「千葉県立美術館長賞」を受賞。

2019年1月 写真展『アートの競演 2019寒月』でM84賞を受賞、2021年3月 風花と2022年2月如月にて継続してCustomer賞を受賞、2024年3月 写真展『アートの競演 2024春暁』と2024年7月 写真展『アートの競演 2024白雨』でもM84賞を受賞した数学者のユアンさんが、第74回 千葉デザイン展 2024のフリーアート部門にて「千葉県立美術館長賞」を受賞されました。おめでとうございます。千葉県立美術館で2024年9月16日まで展示されておりました。

写真家エドワード・レビンソン氏によるギャラリートークとプレミア上映を実施

9月14日(土)16:00~17:30に、作品展の会場(Art Gallery M84)にて、写真家 エドワード・レビンソン氏による『ピンホール写真』をテーマに、ギャラリートークとエドの受賞歴のある短編ピンホール映画「Paris de Light」の日本でのプレミア上映を実施しました。先着15名のご参加頂いた方々ありがとうございました。

エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』 SOLDグッズ

エドワード・レビンソン写真展『フランスの光』SOLDグッズ

1.Spots of Light- Tokyo 7冊
A book of new works featuring all the images shown at Edward’s November 2019 solo exhibition with the same title at Olympus Gallery Tokyo. This is his first pinhole series done completely digitally. A4 size, soft cover, 72 pages, 68 black and white images, short texts in English and Japanese. Six color liquid toner printing process.

2.Silhouette Stories 3冊完売
This special still life shadow series was photographed in 2006 in Edward’s home/studio using natural window light and analogue pinhole cameras. These images also appear in book form for the first time. A5 size, soft cover, 40 pages, 32 black and white images, short texts in English and Japanese. Six color liquid toner printing process.

3.エドワード・レビンソン写真集  8冊
タイムスケープス・ジャパン: 針穴で撮る日本の原風景
Size: 250 mm (w) x 240 mm (h)、108 pages, 96 Photos, Duotone
Published by Nippon Camera Publishing Co.

4.『燃える風船 Balloon on Fire 』 3冊完売
Cyberwit.net. 出版 2019年9月、54句、写真20点、体裁:ソフトカバー A5版 60頁
この本は写真集ではなく、私の作った俳句のページにイメージ写真として、
俳句ページと対になるようにモノクロ写真があります。普通用紙に印刷。

5.Mind Games   2冊
This popular series of Edward’s first major pinhole works in color were exhibited in various venues in 2011-2012 is now in book form for the first time. B4 size, hard cover, 48 pages, 41 pinhole color collage images, short texts in English and Japanese. Six color liquid toner printing process.

6.Title: Moments in the Light 3冊
A5 size, soft cover, 48 pages, 37 black and white pinhole photographs, with short introductory text in English and Japanese.                

7.Title: “Whisper of the Land – Visions of Japan”. 2冊
Publication Date: Nov 2014. Published by Fine Line Press
A collection essays based on the story of my life in Japan covering 35 years published in English!