月刊アートコレクターズ 7月号(6月25日売)の展覧会ご案内頁(コレクターの為の展覧会ガイド/全国の美術館・デパート・画廊で開催される展覧会から厳選して紹介!)に、Art Gallery M84で2018年7月16日(月)より開催のグループ展『馴染む、けれども はじく』が掲載されました。
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月別アーカイブ: 2018年6月
ベッティナ・ランス写真展『密室』展示の様子
Jeanloup Sieff写真展『Best works』を開催
Art Gallery M84は、2018年8月13日(月)よりJeanloup Sieff写真展『Best works』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第76回目の展示として実施する個展です。フランスを代表する写真家であり、1950年代にデビューしてから2000年に急逝するまでの半世紀に渡り、第一線で活躍してきた巨匠のジャンルー・シー フ(Jeanloup Sieff)。シーフと共に歩んだ名プリンターのイヴ・ブレガンによる伝説の暗室でプリントされた魅力的な作品約33点を展示します。
非常に希少性の高いゼラチンシルバープリントによるモノクローム作品です。ゼラチンシルバープリントの銀塩粒子、バライタ印画紙の微妙なトーンによる力強い格調高いシーフスタイルの表現はまさにモノクロ写真芸術です。彼が魅了された女性から作り出すイメージは自然な美しさと、透明で乾いたエロチシズムを感じさせ、非常に高い人気を誇っています。シーフ固有の力強い垂直画面と広角レンズの巧みな表現、時代が経過しても古臭さを感じない作品の魅力をお楽しみください。
【ジャンルー・シーフについて】
1955 年フランス『エル』誌の写真リポーターとしてデビュー。若くして頭角を現し1959年ニエプス写真賞に輝く。マグナム写真家集団に短期間所属しルポルタージュを得意としていたが1960年代ニューヨークに滞在し、世界的なファッション雑誌でパリとニューヨークを往復しながら華やかに活躍した。70年代、 80年代はヌードなどパーソナルな作品や広告、ポートレイトにジャンルを広げた。モノクロ写真に徹し多くの名作を残したが風景作品にも傑作が多い。フランス国家の名誉顕彰シュバリエ賞とパリ市芸術家顕彰を受ける。文才にもたけ出版物には必ず自身の長文テキストをよせている。彼の濃厚なモノクロ写真と広角レンズを多用して、視覚を意識的に超えた立体的な感じを持った風景、ヌード、ファッションのイメージを探求。
【ジャンルー・シーフ(Jeanloup Sieff)略歴】
1933年 パリ生まれ。
1938-45年 パリの小学校同じくリセ・シャプタル校とジャック・ドゥクール校で学ぶ。
1945-54年 哲学のバカロレア取得。文学(2週間)、ジャーナリズム(10日間)と写真(パリ
・ヴォージラール校にて1ヶ月、スイスのヴェヴェーの美術上級学校にて7ヶ
月)の短期在籍で学ぶ。
1950年 写真雑誌「フォトレヴュー」に投稿、初めて掲載される。
1954年 フリーのジャーナリストとして写真撮影を開始。マグナム・フォトに参加。
1954-55年 パリにて写真家として独立、活動開始。
1955-58年 パリのモード誌、『エル』の写真家としてスタート。
1958年 “決定的瞬間”を求めるアプローチに共感できず。“保存された瞬間(Moments
Preserved)”に共感。
1959年 マグナムを去る。フリーランスとしてスイスの雑誌『レアリテ』に参加。
1959-61年 写真家として独立。『ジャルダン・デ・モード』とフリー契約。
1961-65年 ニューヨークに在住。ジャルダン・デ・モードなどのファッションの仕事を
行なう。『ルック』『グラマー』『エスクァイヤー』『ハーパス・
バザー』とコラボレート。同時にヨーロッパでも『ヴォーグ』『ツイン』
『クイーン』等と契約。初めての広告写真【Rosy】を制作する。
1965年 ドイツの国際写真展参加。パリに戻る。
1965年 『ヴォーグ』『ノヴァ』『エル』等の仕事を続ける傍らコマーシャルフィルム
を制作する。
1966年 スタジオを開設。
1972年 ドゥノエル社から著名写真家による旅ジャーナルシリーズを編集・出版する。
1972年 リヨンのフランス写真財団委員に任命。フランス財団の審査員となる。
1980年 フランス写真財団理事を辞職し、旅ジャーナルシリーズのアートデレクション
も辞退。
1984年 イタリア・パレルメでカプチン会修道院のカタコンブを発見する。
1990-91年 第二次大戦の戦場地ソンムの写真ミッションに参加。
1991年 第一回写真航海巡船プロジェクトの名誉招待作家となる。
1992年 1914-1918の大戦地、ヴェルダンでの写真レポート完了。
2000年9月 パリのラエンネック病院にて急逝。享年67才。
【受賞】
1959年 ベルギーの炭鉱都市でドキュメント撮影、このシリーズでニエプス賞受賞。
1967年 『ノヴァ』掲載写真がロンドンアート・ディレクターズ・クラブ銀メダル。
1980年 シュバリエ芸術文化賞顕彰。
1984年 フランスのレジオン・ドヌール勲章受賞。日本写真協会写真150年記念顕彰。
1992年 フランス文化省写真家芸術賞受賞。
【写真展概要】
名 称 : Jeanloup Sieff写真展『Best works』
作 品 数 : 約33点
販 売 : 展示作品は、全て購入可能
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2018年8月13日(月) ~ 9月22日(土) ※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 800円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=5122
【Jeanloup Sieff写真展『Best works』代表作品】
クレジット: © The Estate of Jeanloup Sieff / G.I.P.Tokyo
Title:Derriere sur un lit, Paris 1992
Edition:Open
Signature : No
Stamp : Yes
Image Size: 200 x 300mm
Print Paper Size:300 x 400mm
Print Method:Gelatin Silver Print
Media:baryta paper
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フォトテクニックデジタル7月号にベッティナ・ランス写真展『密室』掲載
飾りたいと思う写真展 『アートの競演 2018観月』を開催
Art Gallery M84は、2018年7月30日(月)より飾りたいと思う写真展『アートの競演 2018観月』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第75回目の展示として実施する一般公募展です。作品をお部屋に飾りたい、又は収集して眺めたいと思う作品が見つかるかもしれないのが写真展『アートの競演2018観月』です。
作家本人がアートと思う作品です。これはなんだと考えさせるなんとも不思議な作品、今まで見た事の無い美しい作品、ずっと眺めていても飽きない作品、見ているだけで癒される作品など、あなたの感情や感覚を揺れ動かすお気に入り作品に出会えるチャンスです。見る人に理解されない作品もあるかもしれません。作家は、感情や感覚を表現する事が大切です。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。アートは主観的であり、美は見る人の心の中にあります。お互いのアート性を競っているかのような、約47点の作品を展示いたします。
リビングやオフイスに作品を飾り、毎日眺めるのも素敵だと思います。写真作品と身近に出会え、作品を収集してみるのも良いものです。前回来場のお客様から「この展示は、いつ来ても訴える作品がある。」とか、「みんなが挑戦している。」「観る側が多くを考えさせられる。」との声がありました。ギャラリーからは、Jeanloup Sieffの作品を1点展示いたします。前回の展示風景 ☞ http://artgallery-m84.com/?p=4680
M84開設1周年を記念して開催(2014.7.21〜)した写真展「人それぞれ」、その後、名称を写真展『アートの競演』に変更、年に2回開催、今回で9回目の開催となります。作品募集要項 ☞ http://artgallery-m84.com/?page_id=12
次の賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を設定しておりますが、後半には判明する予定なので、ご確認頂ければと思います。
前回の受賞作品 ☞ http://artgallery-m84.com/?p=4745
最終日を除き、毎日19時まで開催しておりますので、仕事帰りにもお立ち寄りください。日曜日もオープンしております。
※オープニングパーティー & 作品説明等「7月30日(月)18:00~」と
クロージングパーティー & 賞状授与等「8月11日(土)15:00〜」を予定しております。飲み物、おつまみ等の差し入れを歓迎します。
【出展作家:申し込み順】
Jeanloup Sieff(ジャンルー・シー フ)、竹洞 賢ニ(タケホラ・ケンジ)、内原 正人(ウチハラ・マサト)、降旗 良房(フリハタ・ヨシフサ)、宇津井 志穂(ウツイ・シホ)、三島 浩(ミシマ・ヒロシ)、山﨑 明子(ヤマサキ・アキコ)、雁羽 令(カリウ・レイ)、音峰 哲雄(オトミネ・テツオ)、Elemi filling(エレミ・フィリング)、YU-KI(ユーキ)、北尾 辰也(キタオ・タツヤ)、akira nakamura(ナカムラ・アキラ)、豊吉 雅昭(トヨヨシ・マサアキ)、川村 さとみ(カワムラ・サトミ)、Koko Miura(ミウラ・コウコ)、小川 裕貴子(オガワ・ユキコ)、谷 明(タニ・アキラ)、Aki Fujita Taguchi(アキ・フジタ・タグチ)、等
【写真展開催概要】
名 称 : 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2018観月』
作 品 数 : 約47点
主 催 : Art Gallery M84
協 力 : (株)ジー・アイ・ピー、(株)フレームマン
展示期間 : 2018年7月30日(月)〜8月11日(土)
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~19:00(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 無料
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=5119
<飾りたいと思う『アートの競演 2018観月』代表作品 / M84出品>
クレジット : dans slip, Paris 1992. © The Estate of Jeanloup Sieff / G.I.P.Tokyo
Title : dans slip, Paris 1992.
Signature : No
Stamp : Yes
Image Size:200 x 300㎜
Print Paper Size:300 x 400㎜
Print Method:Gelatin Silver Print
Media:baryta paper
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