織作峰子(おりさくみねこ)写真展“Premonition”を開催

Art Gallery M84は、2014年3月24日(月)より織作峰子写真展“Premonition”を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第13回目の展示として実施する個展です。
写真展“Premonition”は、予感という意味からしても、モチーフになる桜や春の霞の景色が、現実の形から更に深い心のイメージに変わるニュアンス溢れる作品である。単純な桜の表現から脱し、作者の求める桜の中に潜む何かを感じてもらえることでしょう。約20点(予定)のオリジナルプリントを展示致します。

【作家から一言】
霧の景色が好きだった。
同郷、石川県出身の長谷川等伯画伯の松林図屏風を見た瞬間、子供の頃から見ていた裏山に霧のかかる風景が重なった。そして春霞の中で可憐に咲く桜・・・しかし、美しいだけの桜を求めているのではなく、その中に潜む女の性(さが)のような危うさ怪しさを感じながら撮影を続けてきた。
儚くも危うい桜と春霞の中を彷徨いながら追い求めた作品をご高覧いただけましたら幸いです。 写真家 織作峰子

【織作峰子氏略歴】
石川県出身。1981年度ミスユニバース日本代表に選ばれ、任期中に写真家大竹省二と出会い、翌1982年に大竹スタジオ入門。1987年独立。写真家として活動開始。世界各国の美しい風景や人物を撮り続けている。日本全国や世界各国で写真展を開催する。大阪芸術大学 写真学科 教授・学科長。 http://www.orisaku.com/

<主な個展>
2004年 写真展「光彩上海」を開催(上海)
2005年 写真展「光彩上海」オリンパスギャラリー(東京)
2006年 写真展「NEW YORK」ギャラリー・アートグラフ(東京)
2006年 写真展「MY SWITZERLAND」キヤノンギャラリー(東京)、ADK松竹スクエア(東京)
2006年 写真展「ディメンションズ−わが心の花−」カレッタ汐留(東京)
2006年 写真展「時」京都ギャラリー(京都)
2007年 写真展「DIMENSIONS」Galerie Baudoin Lebon(パリ)
2007年 写真展「SAKURA」Galerie DOWNTOWN(パリ)
2008年 写真展「ヨーロッパの風」あさご芸術の森美術館
2008年 写真展「能登回廊」ニコンサロンbis大阪
2009年 写真展「時」リコーフォトギャラリーRING CUBE(東京・銀座)
2009年 写真展「DIMENSIONS」金沢21世紀美術館(石川・金沢)
2009年 写真展「MY SWITZERLAND」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪・他)
2009年 写真展「時」MALMANO HOUSE(ハンガリー/ブタベスト)
2010年 写真展「SWISS 光と風」ミュゼふくおかカメラ館(富山・高岡)
2011年 写真展「SAKURA」しいのき迎賓館
2012年 写真展「ユングフラウの光と風」ペンタックスフォーラム(東京・新宿)

<主な書籍・作品集>
1991年10月 写真集「BOSTON in the time」 (光村印刷出版)を刊行
1994年10月 写真集「Memories of New Zealand」 (光村印刷出版)を刊行
1994年10月 写真集「DIMENSIONS」 (講談社)を刊行
1996年04月 写真集「TURKEY」 (橋本確文堂)を刊行
1999年09月 写真集「IMPRESSIVE PHOTOGRAPH」 (広美出版事業部)を刊行
2003年12月 写真集「MAGYAR」 (講談社)を刊行
2005年08月 写真集「光彩上海」 (朝日新聞社)を刊行
2006年07月 写真集「MY SWITZERLAND」 (清流出版)を刊行
2010年04月 写真集「SWISS 光と風」 (講談社)を刊行
2012年09月 写真集「The Brightness and breeze of Jungfrau」(山田写真製版所)

【写真展概要】
名  称 : 織作峰子写真展“Premonition”
展示作品数 : 約20点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2014年03月24日(月)~2014年04月26日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL :http://artgallery-m84.com

<織作峰子写真展“Premonition”代表作品>
_DSC7606_convert_20140225171806
タイトル: 流桜
edition:1/10
Print Size:900×1315mm
プリント方式:digital pigment prints
撮影地:奈良、吉野山
額装: 木製額
価格: 500,000円(税込)

以上

月刊アートコレクターズ 3月号の展覧会案内頁に青木 陽写真展紹介

月刊アートコレクターズ 3月号(2月25日売)の展覧会ご案内頁(コレクターの為の展覧会ガイド)に、Art Gallery M84で2月24日(月)より開催している青木 陽写真展“火と土塊”が紹介されました。(全国の美術館・デパート・画廊で開催される展覧会から厳選して紹介!)

以上

堀井ヒロツグ(ほりい ひろつぐ)写真展“Voices”を開催

Art Gallery M84は、2014年3月10日(月)より堀井ヒロツグ写真展“Voices”を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第12回目の展示として実施する個展です。
この個展は、「東川町国際写真フェスティバル2013」の一環として開催された「赤レンガ公開ポートフォリオオーディション(2013年8月10~11日)」においてグランプリを受賞された堀井ヒロツグ氏の写真展です。写真展”Voices”は、この時代を覆う空気のように見えない「何か」にまみれながらも、それらとどうにかバランスをとり生きようとしている彼らの身体が発する「声」に耳を傾けた作品、約30点のオリジナルプリントを展示致します。

オーディションでは、一次審査に挑んだ20名が持ち寄ったポートフォリオの審査を行い、最終審査に進む5名を選考。2日目は作品をスクリーンに投影し、一般公開でプレゼンテーションによる審査が行われた結果、グランプリが2名選出されました。審査員 飯沢耕太郎氏は、この2名の作品のレベルの高さは、特筆に値するものだったと講評。

※グランプリを受賞した2名の写真家 青木 陽氏と写真家 堀井ヒロツグ氏によるトークショーを「3月10日(月) 18:00~」予定しております。審査員飯沢耕太郎氏(写真評論家)や鷹野隆大氏(写真家)等も交えて、「撮影のエピソードと審査」について話して頂きます。

※オープニングレセプション「3月10日(月) 19:00~」を予定しております。

【堀井ヒロツグ氏からの一言】
目まぐるしく過ごしていたある時期に、身体を壊したことがありました。 その時に、じわりじわりと回復していく経過を目の当たりにしながら、自分の身体が意志とは別の独自の主体性をもって生きようとしていることに気づき、静かに感動したのを憶えています。そのことをきっかけとして、身体が内に秘めている本音というものを意識すると同時に、それらの声をずっと無視してきたことを顧みるようになりました。そしてその声は、目に映るあらゆるものに息づいているようにも感じたのでした。私たちが言葉を発する手前には、おそらく沈黙にも似た声があって、もしかするとそれは万物が発する命の振動のようなものなのかも知れません。そういった、名付けられないまま消えてしまう営みをこそ、写真を通して再び見つめたいと思いました。本展を観て下さる方々、それぞれの内なる声との対話の場となって頂ければと願っています。 写真家 堀井ヒロツグ

【堀井 ヒロツグ (ほりい ひろつぐ) 略歴】
1982年 静岡県生まれ
2008年 早稲田大学芸術学校空間映像科卒業
現在、京都を中心に活動中      http://www.hirotsuguhori.com/

<グループ展>
2009年 東川町国際写真フェスティバル インディペンデンス展, 東川町文化ギャラリー, 北海道
2009年 DOOR 2009, Port Gallery T, 大阪
2010年 持ち込みナイト記念展, FOIL GALLERY, 東京
2010年 Incessantly Creative, Light Editions Gallery, シンガポール
2010年 DOOR to DOOR 2010, Port Gallery T, 大阪

<受賞>
2013年 東川町国際写真フェスティバル ポートフォリオオーディション グランプリ受賞
2013年 塩竈フォトフェスティバル 特別賞受賞

*1) 東川町国際写真フェスティバルとは
北海道上川郡東川町は豊かな文化田園都市づくりをめざして、とてもユニークな「写真の町宣言」を行いました。写真文化によって町づくりや生活づくり、そして 人づくりをしようという、世界でも類例のない試みです。この「写真の町宣言」にうたわれた、写真によって出会いにみちた町にしようという理念を実現し、「写真の町」の一年間の集大成と翌年への新しい出発の為の祭典として、1985年から毎年夏に「東川町国際写真フェスティバル」が開催されています。

*2) 赤レンガ公開ポートフォリオオーディションとは
「写真の町・ひがしかわ」ならではの企画として、写真アーティストの才能発掘と写真文化の高揚を目的とした写真公開オーディションです。 審査員が参加アーティストの作品への評価や制作の方向性などについて熱く語るだけでなく、参加者、そしてフォトフェスタに参加されている一般参加者(見学者)を交えた対話を通じて、作品内容や写真文化が熟成される機会を創出します。作品送付による事前審査で選出された方が本審査へ。本審査 は北海道・東川町赤レンガ倉庫にて一般公開形式で実施。

【写真展概要】
名  称 : 堀井ヒロツグ写真展“Voices”
展示作品数 : 約30点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : 北海道東川町<写真の町>実行委員会
特別協賛 : Art Gallery M84
期  間 : 2014年03月10日(月)~2014年03月22日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84  URL :http://artgallery-m84.com
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料

<堀井ヒロツグ写真展“Voices”代表作品>
堀井さんの代表作品_convert_20140206173707
タイトル:Untitled (Voices)
edition:No1/7
作品サイズ:11×14inch
用紙:Fujicolor Crystal Archive Paper
プリント方式:Type C print
制作:2012年
額装:別
価格: 42,000円(税込)

以上

青木 陽(あおき よう)写真展“火と土塊”を開催

Art Gallery M84は、2014年2月24日(月)より青木 陽写真展“火と土塊”を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第11回目の展示として実施する個展です。
この個展は、「東川町国際写真フェスティバル2013」の一環として開催された「赤レンガ公開ポートフォリオオーディション(2013年8月10~11日)」においてグランプリを受賞された青木 陽氏の写真展です。写真展“火と土塊”は、身近な物事に潜む関係性をずらすことで見えてくるポータルを主題として、別の世界への扉は何処にでもある事を表現した作品、約30点のオリジナルプリントを展示致します。

オーディションでは、一次審査に挑んだ20名が持ち寄ったポートフォリオの審査を行い、最終審査に進む5名を選考。2日目は作品をスクリーンに投影し、一般公開でプレゼンテーションによる審査が行われた結果、グランプリが2名選出されました。審査員 飯沢耕太郎氏は、この2名の作品のレベルの高さは、特筆に値するものだったと講評。

※オープニングレセプション「2月24日(月) 19:00~」を予定しております。
※グランプリを受賞した2名の写真家 青木 陽氏と写真家 堀井ヒロツグ氏によるトークショーを「3月10日(月) 18:00~」予定しております。審査員も交えて、「撮影のエピソードや審査」について話して頂きます。

【青木 陽氏からの一言】
幼い頃は拾ったガラクタも宝物、色々なものが新鮮で大切に思えました。成長するにつれて知識が増えると、目の前にある世界は、ほんの一部分でさえ断片になり、今は身近にある物事もその全体を伺い知ることが出来ません。何もかもが断片的に現われるので、予め付与された価値や意味を越えて、自主的にそれらを秩序付けることは大変難しく感じます。子供たちは公園の一角を家に、泥団子を食べ物に、棒切れを馬に、ありふれたものを様々に見立てます。ごっこ遊びのきっかけになる小道具は、別の世界への扉なのかも知れません。あらゆる物事からその本性の機能や価値とは無関係に意味を見出す自由な精神を羨ましく思いました。写真家 青木 陽

【青木 陽(あおき よう)略歴】
1982年 広島生まれ。
2001年 私立武蔵高等学校卒業
2006年 信州大学医学部中途退学
2011年 早稲田大学第一文学部哲学専修卒業
在学時より独学で写真撮影を行う。http://yoaoki.com/

<受賞>
2013年 東川町国際写真フェスティバル ポートフォリオオーディショングランプリ受賞

*1) 東川町国際写真フェスティバルとは
北海道上川郡東川町は豊かな文化田園都市づくりをめざして、とてもユニークな「写真の町宣言」を行いました。写真文化によって町づくりや生活づくり、そして 人づくりをしようという、世界でも類例のない試みです。この「写真の町宣言」にうたわれた、写真によって出会いにみちた町にしようという理念を実現し、「写真の町」の一年間の集大成と翌年への新しい出発の為の祭典として、1985年から毎年夏に「東川町国際写真フェスティバル」が開催されています。

*2) 赤レンガ公開ポートフォリオオーディションとは
「写真の町・ひがしかわ」ならではの企画として、写真アーティストの才能発掘と写真文化の高揚を目的とした写真公開オーディションです。 審査員が参加アーティストの作品への評価や制作の方向性などについて熱く語るだけでなく、参加者、そしてフォトフェスタに参加されている一般参加者(見学者)を交えた対話を通じて、作品内容や写真文化が熟成される機会を創出します。作品送付による事前審査で選出された方が本審査へ。本審査 は北海道・東川町赤レンガ倉庫にて一般公開形式で実施。

【写真展概要】
名  称 : 青木 陽写真展“火と土塊”
展示作品数 : 約30点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : 北海道東川町<写真の町>実行委員会
特別協賛 : Art Gallery M84
期  間 : 2014年02月24日(月)~2014年03月08日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料

<青木 陽写真展“火と土塊”代表作品>
002-07jun10-35
タイトル: Curtains
edition: No.1/5
Print Size:16x20inch
メデイア: バライタ紙
プリント方式:Gelatin silver print (+セレニウムトーニング)
撮影: 2010年
撮影地: 千葉県市川市
額装:仕上げ
価格: 65,000円(税込)
以上