Art Collectors`3月号に服部知佳 絵画展「silence of the sea」のレポート記事掲載

生活の友社発行の「月刊 Art Collectors`2015年3月号(2月25日売)」の展覧会レポート(編集部のこれが欲しかった! 138頁)に、Art Gallery M84で2015年2月2日(月)から14日(土)まで開催していた服部知佳 絵画展「silence of the sea」のレポート記事が掲載されました。
EPSON047 EPSON045_convert_20150223205919

以上

エドワード・レビンソン写真展『Whisper of the Land』を開催

Art Gallery M84は、2015年4月27日(月)よりエドワード・レビンソン写真展『Whisper of the Land』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第29回目の展示として実施する個展です。
この写真展は、ピンホール写真の第一人者であるエドワード・レビンソン氏が30年近く取り組んできた世界であり、ひそやかな大地の声(Whisper of the Land)を聞き、日常の自然の中に“ひらめきの瞬間”の光をピンホール・カメラで撮影して、作家自身が銀塩モノクロでプリント(Gelatin Silver Print)した初期の作品から未発表の新作を含む約40点を展示致します。エドワード・レビンソン氏の世界観を感じて頂ければ幸いです。

※ オープニングレセプション「4月27日(月) 18:00~」を予定しております。
※ エドワード・レビンソン氏のトークショー(今だからピンホール写真)「5月9日(土)15:00~」を予定しております。

【作家からの一言】
何年もカメラを手にしなかった私が、再び写真に戻ったのは1985年、「ネイチャー・メディテーション」という本を飾る写真を探していた時でした。私の手法は常に、カメラを、自身の目で見、そして自己の内部で感じたものとの架け橋にすることです。1993年からアナログのピンホール・カメラで撮影を始め、イメージが積み重なり、それは「癒す風景」というシリーズを成しました。ピンホール・カメラのシンプルさが、内部と外部の世界を繋げる促進となったのです。
私は常に、有名な地でもありきたりの場所でも、特別に感じられる聖なるものに惹かれています。“ひらめきの瞬間”の光は、森や山の中、寺院や神社にのみ見出されるのでなく、日常的な環境の中の反映や陰影にも見つけられます。
写真家として30年間活動し続けている私のテーマは拡大し、撮影機器も変化しています。しかし「ひそやかな大地の声」を聴くことへの努力は、不変です。その声を、カメラによって可視化した大地、自然の写真をお楽しみ下さい。
写真家/エッセイスト:エドワード・レビンソン(Edward Levinson : Photographer/ Essayist)

【エドワード・レビンソン(Edward Levinson) 略歴】  http://www.edophoto.com
1953年 アメリカ・バージニア州生まれ。
1973年 バージニア州立コモンウェルス大学で写真を学ぶ。
1979年より日本在住。
1980年代半ばより写真撮影を再開し、90年より撮影担当書籍を多数出版。
フィルムカメラ/ピンホール・カメラ/デジタルカメラで作品制作。
モノクロ銀塩写真はすべて自身の暗室作業でプリントする。最近はピンホール・
カメラによる動画の制作にも励んでいる。
1994年より日本を中心に世界各地で写真展(個展+グループ展)を60回以上開催。
新聞・雑誌・単行本に写真と記事を寄稿。写真ワークショップ講師。
*日本写真協会/ピンホール写真芸術学会/PINH0LE RES0URCE(米国)/日本ペンクラブ各会員

<主な最近の個展>
2011年「マインド・ゲームス」Crossaroad gallery(東京・四谷)
2012年「ピンホール写真による日本の原風景」椿山荘/Entre Deux(東京・目白)
2012年「マインド・ゲームス」EIZOガレリア銀座(東京・銀座)
2012年「マインド・ゲーム」日本外国特派員協会(東京・有楽町)
2012年「マインド・ゲーム」京都ロイヤルホテル&スパ 2012(京都・河原町)
2014年 「ビジュアル・メモワールVisual Memoir」ギャラリー冬青(東京・中野)
2014年「都会の美とシンボリズム」オリンパスギャラリー・東京(東京・小川町)
2014年「都会の美とシンボリズム」オリンパスギャラリー・大阪(東京・本町)

<主な最近のグループ展>
2011年「ある日本の原風景」鈴鹿芳康との二人展GALLERY 21(東京・台場)
2012年「ピンホールフォトフェスティバル 2012 in写真の町東川」(北海道・東川)
2012年「Tokyo Ga Meets New York Photo Festival」(New York、USA)
2013年「TOKYO-GA meets OSAKA 2013」阪急梅田本店(大阪・ 梅田)
2013年「monochrome VIII グループ展」Gallery E&M(東京・西麻布)
2014年「Pinhole Resource Collection展」New Mexico History Museum(Santa Fe、NM、USA)
2014年 写真展「もう一度見たい桜」リコーイメージングスクエア銀座(東京・銀座)

<作品収蔵機関>
日本美術技術博物館manggha(Kraków、Poland)
ハンガリー写真美術館(Kecskemet、Hungary)
Graham Nash/Nash Editions(USA)
New Mexico History Museum Pinhole Resource Collection(Santa Fe、NM、USA)
Chesapeake Capital Corporation(Richmond, VA、USA)
Mariners Museum(Newport News, VA、USA)
Collection of Julia J. Norrell(USA)
Child Savers Art Collection(Richmond, VA、USA)
Capitol One Collection(corporation)(USA)

<写真集&著書>
2006年 写真集『タイムスケープス・ジャパン』日本カメラ社
2007年 エッセイ『エドさんのピンホール写真教室』 岩波書店
2011年 エッセイ『ぼくの植え方』岩波書店

【写真展概要】
名  称 : エドワード・レビンソン写真展『Whisper of the Land』
展示作品数 : 約40点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2015年4月27日(月)~2015年5月23日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL:http://artgallery-m84.com/

<エドワード・レビンソン写真展代表作品>
edo_PR_WEB
Title:On the Horizon #2
撮影地:千葉
撮影:2006年
edition:1/20
Image Size:23 x 29 cm (9 x 11.5 inch)
Print Size:大四切
Print method:Archival Gelatin Silver Print
Media:baryta
Mat・Frame Size:41 x 51 cm (16 x 20 inch)
予価:60,000円(額装別、マット付き、税別)

以上

服部知佳 絵画展「silence of the sea」SOLD作品

服部知佳 絵画展「silence of the sea」SOLD作品 5点

1.title:the old days when could fly
2015年制作、oil on canvas、size:90.9×116.7 F50
R0017716_convert_20150206180058

2.title:happy day
2015年制作、charcoal on paper、size:30×30
R0017715_convert_20150206175941

3.title:joker
2015年制作、charcoal on paper、size:30×30
R0017729_convert_20150206175631

4.title:quiet Joker
2015年制作、charcoal on paper、size:25×30
R0017730_convert_20150206175821

5.title:stormy night
2015年制作、charcoal on paper、size:25×30
R0017728_convert_20150206175432

以上

白岩登三靖写真展『MIRROR』を開催

Art Gallery M84は、2015年4月6日(月)より白岩登三靖写真展『MIRROR』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第28回目の展示として実施する個展です。
作品集を最初に拝見した時に、凄く衝撃を感じました。30年前にも写真でアート作品に取り組んでいた日本人がいたのです。しかもグラフィックデザイナーでありながらICP(International Center of Photography)の常設写真ギャラリーで3回も個展を開催した若き白岩登三靖。ICPの会長であるCornell Capaが図録のイントロで日本の若い写真家白岩登三靖の作品を絶賛。ICPで展示した日本未発表の作品を含む約25点を展示致します。亡くなられても、なお斬新な作品が心に残り輝いている、故・白岩登三靖氏の世界観を感じて頂ければ幸いです。

※ オープニングレセプション「4月6日(月) 18:00~」を予定しております。

<白岩登三靖氏について>
12歳で絵画や描画の勉強を始めた。これらの勉強を通じて、シールリアリストのMax Ernst、André Masson、René Magritte等の作品を知る。多くの年月を掛け彼らの作品に影響された写真を作り続けて来た。彼の初期のシリーズ、Trees(1974)、Hands(1975)は、形状やラインを繰り返す時代の古い魅力を持っていた。1976年 彼の感覚は、カラープリントに目覚め、洗練されてはいない微妙な色は、チバクロームの大胆かつ飽和傾向を組み込む。シリーズ、Mirror on Mirror(1976)やA Stick(1978)は色について最初の実験結果である。両方共に、写真家としてチャレンジな作品であった。同じオブジェクトで、多くの個々のプリントを厳格に組み合わせ三次元の幾何学図形を作成した。1978シリーズ「Box-Up」で最高の作品となった。ICPの展示では、西洋の写真と芸術の影響を受けたオリエンタルでグラフィックな感性をミックスする日本のグラフィックアーティスト/写真家による作品と絶賛された。

<作家の一言>
自分が見てみたいと望むもの、それを自らの手で作り出したいと様々な試みを続けています。私の表現手段は、絵画やデザインそれと写真です。そうした作品を作ることは、ささやかではあるけれど、物に支配されているこの現実世界で希薄になってしまった自らの在りようを、なんとか自分自身に取り戻し、実感することにつながる。おそらくそうなのだと思っています。
写真家/デザイナー:故白岩登三靖(Tomiyasu Shiraiwa:Photographer/Graphic artist )

【白岩登三靖(Tomiyasu Shiraiwa) 略歴】
1940年 大分県大分市生まれ。
1958年 大分県立大分舞鶴高等学校卒業。
1962年 早稲田大学文学部美術専修卒業、工業デザイン研究所勤務。
1963年以降、写真集、書籍、雑誌、ポスターなどの日本のグラフィックデザイナーをリードする存在となる。
1964年 グラフィック・デザイン事務所共同設立。
1976年 カラープリントに目覚める。
1970年以降、グラフィックデザイナーと写真家の両方を極める。
1978年 ホワイト・スペース設立。
2002年 肺癌にて急逝。享年62才。

<主な個展>
1974年「MIRROR」ペンタックス・ギャラリー(東京・西麻布)
1980年「LOOKINGOUT」日本ポラロイド本社・ギャラリー(東京・虎ノ門)
1981年「Tomiyasu Shiraiwa Photographs」Gallery – Canon Nederland (Ams、蘭)
1985年「MIRROR」Permanent Collection Gallery ICP(NY、USA)
1987年「SKETCHBOOK」Permanent Collection Gallery ICP(NY、USA)
1990年「TOMIYASU SHIRAIWA」Barbican Centre(London、UK)
1991年「SKETCHBOOK II」Permanent Collection Gallery ICP(NY、USA)
1992年「SKETCHBOOK」mole「旧Film ROund Gallery」(東京・四谷)
2000年「AMPLIFICATION」日本ポラロイド本社・ギャラリー(東京・虎ノ門)
2002年「At the Moment」Aidem Photo Gallery Sirius(東京・新宿)

<主なグループ展>
1977年「11人のイタリア写真家と11人の日本写真家展」イタリア文化会館(東京・九段)
1979年「日本の写真・1848年から今日まで展」ボローニア近代美術館(Bologna、Italy)
1979年「LA PHOTOGRAPHIC FANTASTIQUE展」Contrejour(Paris、France)
1983年「現代日本の美術:風景との出合い展」宮城県立美術館(宮城県・仙台)
1985年「GENERATION POLAROID展」Pavillion des Arts(Paris、France)
1990年「海の写真名品展」下関市立美術館(山口県・下関)
1999年「大辻清司と15人の写真家たち展」東京造形大学美術館(東京・八王子)

<作品収蔵>
1982年「SELECTION-1」Polaroid Collection POLAROID(Minnesota、USA)
1985年「MIRROR」Permanent Collection Gallery, ICP(NY、USA)
1987年「SKETCHBOOK」Permanent Collection Gallery, ICP(NY、USA)
1984年「SELECTION-2」Polaroid Collection、POLAROID(Minnesota、USA)
1988年「SELECTION-3」 Polaroid Collection、POLAROID(Minnesota、USA)
1990年「SELECTION-4」 Polaroid Collection、POLAROID(Minnesota、USA)
1991年「SKETCHBOOK II」Permanent Collection Gallery, ICP(NY、USA)

<写真集&図録>
1974年  写真集「MIRROR」自費出版/写真集「樹シリーズ」カメラ毎日(毎日新聞社)
1975年「手シリーズ」カメラ毎日(毎日新聞社)
1976年「HORIZONシリーズ」 カメラ毎日(毎日新聞社)
1978年  組立写真集「BOX-UPシリーズ」自費出版/「A STICK」カメラ毎日(毎日新聞社)
1979年「A BALLシリーズ」 日本カメラ社
1980年「IN FRONT OF A MIRRORシリーズ」日本カメラ社
1984年「FROMHERE」 カメラ毎日(毎日新聞社)
1985年「MIRROR」Original self publication /acquired for ICP as gift from Pentax.
1987年「SKETCHBOOK」acquired for ICP /Polaroid Corp for its assistance.
1991年「SKETCHBOOK II」acquired for ICP/Polaroid Corp for its assistance.
2000年「AMPLIFICATIONシリーズ」 日本カメラ社

【写真展概要】
名  称 : 白岩登三靖写真展『MIRROR』
展示作品数 : 約25点
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2015年4月6日(月)~2015年4月18日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 無料
URL:http://artgallery-m84.com/

<白岩登三靖写真展代表作品>
白岩登三靖代表画像_convert_20150209215255
Title:Mirror on Mirror
撮影地:不明
撮影:1976年
Edition:Open
Image Size: 200 x 300mm
Print Paper Size:270 x 355mm
Print Method:Silver Print
Media:Crystal Paper
Mat・Frame Size:405 x 505mm
予価:92,593円(額装別、税別)

以上

写真展 ALTERNATIVE!にレビュアーとして出席

SHUTTER magazine 山田敦士編集長の依頼で、 写真展 ALTERNATIVE!(ギャラリーコンシール渋谷)に2月7日(土)19:00からレビュアーとして出席しました。レビュアーは、アートコレクター 武内竜一さん、西武渋谷店 美術画廊ディレクター 寺内俊博さん、それに私の3人です。その後トークショーを開催。司会に水谷充さん、急遽写真展に来場していたB GALLERY(BEAMS) 藤木洋介さん、写真家 大和田良さんも飛び入り参加し、6人の豪華メンバーによるトークショーでした。終了後の記念撮影です。
10860965_10204904241958620_9162337885646746582_o

以上

服部知佳 絵画展「silence of the sea」展示の様子

画像

2015年2月2日(月)より開催している服部知佳 絵画展「silence of the sea」ですが、今まで明るい色合いの作品を多く制作してきた服部知佳が、数年前にモノクロームの作品を1点だけ展示した時に、恩師からの薦めもあり、初の全作モノクロームの披露となった。来場者が写真作品かと見間違う方もいる程の描写。コレクターの方々も絶賛されています。

R0017699_convert_20150206174000

R0017698_convert_20150206174602

R0017701_convert_20150206174646

R0017702_convert_20150206174729

R0017703_convert_20150207065515

R0017706_convert_20150206175017

R0017707_convert_20150206175100

R0017710_convert_20150206175140

R0017709_convert_20150206175223

R0017711_convert_20150206175302

R0017712_convert_20150206175346

R0017728_convert_20150206175432

R0017729_convert_20150206175631

R0017730_convert_20150206175821

R0017713_convert_20150206175901

R0017715_convert_20150206175941

R0017714_convert_20150206180018

R0017716_convert_20150206180058

R0017717_convert_20150206180141

R0017718_convert_20150206180234

R0017720_convert_20150206180311

R0017721_convert_20150206180352

R0017727_convert_20150206180444

R0017719_convert_20150206180535

以上