ITライフハックに、Art Gallery M84で2017年8月12日(土)まで開催されていた部屋に飾りたいと思う写真展『アートの競演2017葉月』で選定された『3つの賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)』について、受賞者のコメントと顔写真入りでの記事が掲載されました。http://itlifehack.jp/archives/9632878.html
以上
ITライフハックに、Art Gallery M84で2017年8月12日(土)まで開催されていた部屋に飾りたいと思う写真展『アートの競演2017葉月』で選定された『3つの賞(M84賞、G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)』について、受賞者のコメントと顔写真入りでの記事が掲載されました。http://itlifehack.jp/archives/9632878.html
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Art Gallery M84は、2017年10月2日(月)より世界的著名作家によるヌード写真展『エロスの競演』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第68回目の展示として実施する企画展です。
ヌード写真展『エロスの競演』は、第7回東川町の海外作家賞も受賞したチェコで最も有名な写真家の一人であるヤン・サウデックやフランスを代表する写真家 ジャンルー・シーフ、ベッティナ・ランス、イリナ・イオネスコ、そして、先日他界した日本の写真家 田原 桂一や服部 冬樹などを含む、約14名によるヌード作品の展示です。
ジャンルー・シーフの自然な美しさと透明で乾いたエロティシズムを感じさせる作品やベッティナ・ランスの本能的な女性達の姿を捉えた作品、そして、イリナ・イオネスコのバロック調の退廃的な雰囲気漂う作品に加え、ヤン・サウデックの日本初公開作品や原 桂一の稀少な作品及び服部 冬樹のプリント芸術を見せるヌード作品、その他、マーチィン H.M.シャライバーがマドンナの無名時代に撮影したヌード作品などを含む、どれもがとても貴重なプリント 約38点を展示致します。
【ヤン・サウデック/ Jan Saudek】
1935年 プラハ出身。
1950年 プラハの工業写真学校に学ぶ。
1963年 エドワード・スタイケンの「Family of Man」展に触発、芸術写真家になる決心。
1969年 アメリカ訪問、キュレーターのヒュー・エドワーズに奨励される。
プラハに戻った彼のテーマは「個人のエロスの自由」に向かい、堕落と純潔のさりげない政治的象徴を表現したので、秘密警察の監視を逃れ地下室でこっそり仕事をする。
1970年 西側にチェコの代表的な写真家として知られるようになった。
1977年 アルル国際写真フェステバルに招待される。
1983年 最初の写真集が英語圏諸国で出版。
1984年 共産党政府の工場労働を免除し、芸術家としての労働許可証を与えた。
1987年 警察がネガを没収するが、後に返還された。
1991年 第7回東川賞の海外作家賞を受賞。
【ジャンルー・シーフ / Jeanloup Sieff】
1933年 パリ出身。
1945-54年 哲学のバカロレア取得。文学、ジャーナリズムと写真を学ぶ。
1954年 フリーのジャーナリストとして写真撮影を開始。マグナム・フォトに参加。
1955-58年 パリのモード誌「エル」の写真家としてスタート。
1958年 “決定的瞬間”を求めるアプローチに共感できず。“保存された瞬間(Moments Preserved)”に共感。
1959年 マグナムを去る。フリーランスとしてスイスの雑誌「レアリテ」に参加。
1959-61年 写真家として独立。「ジャルダン・デ・モード」とフリー契約。
1961-65年 ニューヨークに在住。ジャルダン・デ・モードなどのファッションの仕事を行なう。「ルック」「グラマー」「エスクァイヤー」「ハーパス・バザー」と コラボレート。同時にヨーロッパでも「ヴォーグ」「ツイン」「クイーン」等と契約。
2000年9月 パリのラエンネック病院にて急逝。享年67才。
【ベッティナ・ランス / Bettina Rheims】
1952年 パリ出身。
1978年 ストリッパーやダンサー、売春婦等社会の辺境に生きる人々へ生々しくもエレガントなタッチで迫るポートレートやヌードフォトに特徴があり、カリスマ雑誌「エゴイスト」の創始者に挑発的でエレガンスなイメージが評価され、同誌からデビュー。
1980年 女性のポートレート「Female Trouble/フィメール・トラブル(1989年)」を制作。
1982年 生と死を表現した「動物の剥製シリーズ」を制作し注目を浴びる。
1990年 二重の性、転換する性、男性の妄想等、混迷する現代の性をモチーフに作品を数多く発表し、ティーンエイジャーの揺れ動く若者たちのセクシュアリティを捉えた「Modern Lovers/モダン・ラバーズ/現代の恋人達シリーズ」は彼女の傑作となった。
1990年 初めてのカラー写真「Chambre Close」で豊かな背景あるヌード写真を披露する。
1995年 フランス共和国大統領の公式カメラマンとなる。
1998年 多種多様なキャストを動員して2年がかりでイエスの生涯を現代の設定で撮影した「I.N.R.I」を出版。フランスのキリスト教サークルでスキャンダルを想起。
2010年 セルジュ・ブラムリーと一緒に自叙伝的な物語「Rose, c’est Paris」を発表。
2013年 最新のパリのオートクチュールを纏った有名人のポートレートを発表。
現在は雑誌、広告、ファッションの仕事(ChanelやLanco)を手掛けるとともに、幾多の個人プロジェクトに取り組んでおり、フランスを代表する写真家として評価を得ている。
【イリナ・イオネスコ / Irina Ionesco】
1935年 パリでルーマニア移民の家庭に生まれる。幼年期をルーマニア・コンスタンツァで過ごした後、再びフランスに戻る。
1965年 写真を撮影し始める。
1977年 娘であるエヴァ・イオネスコをモデルに写真集「鏡の神殿」(Temple aux miroirs)を発表しセンセーションを呼ぶ。
イオネスコの作風はシュルレアリスムとバロックの混沌と批評され、独特な世界観から賛否評論の評価がある。
【田原 桂一 / Keiichi Tahara】
1972年 パリで写真家として活動を始める。
1977年 アルル国際写真フェルティバル新人大賞。
1984年 日本写真家協会新人賞。
1985年 東川町海外作家賞。木村伊兵衛賞。
1988年 フランス・ニセフォール・ニエプス賞。
1993年 フランス芸術文化勲章シュバリエ。
1995年 パリ市芸術大賞。
2003年 フランス・タラン・デゥ・リュックス オリジナリティー賞。
【服部 冬樹 / Fuyuki Hattori】
1955年 北海道札幌市出身。
1978年 日本大学芸術学部写真学科卒業。
大学時代にチェコスロヴァキアの写真家ヨゼフ・スデクの静物写真から影響を受け、花や花瓶を題材として制作。その後ヌード作品のシリーズを手がける。「快楽やエロティシズムを漂わせる肉体」という別の対象に移行しても、人体を「静物」として捉えるアプローチは、一貫している。 写真の美的側面だけでなく、その歴史そのものを現在に凝縮することで、写真とは何かという問いかけを提出している。
【写真展概要】
名 称 : 世界的著名作家によるヌード写真展『エロスの競演』
作 品 数 : 約30点
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2017年10月02日(月) ~ 11月04日(土) ※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 1,000円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=4353
<世界的著名作家によるヌード写真展『エロスの競演』代表作品>
クレジット : photo by Jan Saudek(ヤン・サウデック)
Title : 不明
Signature : No
Ediiton : Open
Image Size : 197 x 147㎜
Print Paper Size : 197 x 147㎜ x 2枚
Print Method : Gelatin Silver Print(セピア調色)
Mat・Frame Size:450 x 550㎜
以上
Bettina Rheims写真展『Chambre Close』SOLD作品
8.Title : novembre II,Paris、Signature : No、Image Size:210 x 210㎜、
Print Paper Size:290 x 350㎜、Print Method:Type-C Print、
Window Size:200 x 200㎜、Mat・Frame Size:406 x 508㎜、
16.Title : décembre,Paris、Signature : No、Image Size:210 x 210㎜、
Print Paper Size:290 x 350㎜、Print Method:Type-C Print、
Window Size:200 x 200㎜、Mat・Frame Size:406 x 508㎜、
19.Title : décembre,Paris、Signature : No、Image Size:210 x 210㎜、
Print Paper Size:290 x 350㎜、Print Method:Type-C Print、
Window Size:200 x 200㎜、Mat・Frame Size:406 x 508㎜、
以上
写真展『アートの競演 2017葉月』受賞作品 3点
●M84賞
作品:Title : A First Surface on Aqua、Signature : Yes、Ediiton : Open、Photography year : 2009 Phuket Thailand、Printed : 2017、Image Size : 285 x 375㎜、Print Paper Size : A3+、Media:Hahnemüehle photorag、Print Method : Digital Pigment Print、Mat・Frame Size:16 x 20inch(513×412㎜)
選評:深い青と浅い色合いが不思議な紋様となって美しい。涼しさを感じさせるだけで無く、ところどころに少しだけある赤い点や紋様の境界線にも味わいがあって永く眺めていて癒されます。フレームが白いのも嬉しい。
【作家】降旗良房(ふりはた・よしふさ)氏
1963年 東京都出身。
1977年 中学校時代は、写真部部長を経験。
2011年 震災を契機に写真活動再開。
2012年 写真家渡部さとる氏主催のWorkshop 2Bに参加。
現在8×10などの大判カメラや防水カメラによる作品制作、サイアノタイプやプラチナパラジウム、ソルトなどのオルタナティブプリントなども取り入れた表現方法を模索中。あみす工房主宰。https://www.amisu.net/yuukan/index.html
【受賞歴】
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』M84賞受賞
2017年01月 写真展『アートの競演2017睦月』G.I.P.Tokyo賞受賞
【展示歴】
2013年09月 Workshop 2B『ippo』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2014年02月『御苗場Vol.14』パシフィコ横浜(神奈川・横浜)
2014年05月『4LIFE vol.9』PIPPO(東京・浅草)
2014年06月『Photo nico』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2014年07月 写真展『人それぞれ』Art Gallery M84(東京・銀座)
2014年08月『4LIFE vol.10』PIPPO(東京・浅草)
2014年09月 TOKYO 8×10『写真展 2014』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2014年09月 第2回『プラチナde写真展2014』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2014年12月 コスモス展『vol.9』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2015年01月 写真展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年06月『Photo nico』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2015年07月 写真展『アートの競演2015 初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年08月『クロージング展』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2015年09月 TOKYO 8×10『写真展 2015』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2015年11月『Alternative写真展』新宿 Cafe89(東京・新宿)
2016年01月 写真展『アートの競演2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年02月『御苗場Vol.18』横浜大桟橋ホール(神奈川・横浜)
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年08月『Photo nico』72 gallery(東京・京橋)
2016年09月 Tokyo 8×10『写真展 2016』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2016年11月 Workshop 2B『2B or not 2B』ギャラリーくぼた別館(東京・京橋)
2017年01月 写真展『アートの競演2017睦月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年06月 降旗良房写真展『surface ⇄ undercurrent』Art Gallery M84(東京・銀座)
●G.i.P Tokyo賞
作品:Title : Bamboo and Goat、Signature : Yes、Ediiton : Open、Photography year : 2016、Printed : 2017、Image Size : 277 x 190㎜、Media:Silver Matte、Print Method : Digital Pigment Print、Mat・Frame Size:393 x 295㎜
選評:山羊の左側の竹林が明るく、竹林と一頭の山羊が何故か同じように傾きがあり、左側を向いた山羊を中央に配した構図が面白い。山羊の右側背景が暗く被写体ボケで像が流れて動きを感じる。また周辺を暗く、そして中央から左側が明るく設定したことにより、山羊と左側竹林に眼が引き込まれます。シルバーメタルの素材とも相まって硬質感が出ていることが新鮮な印象を受ける。フレームもプリントの素材と合っている。
【作家】川村さとみ(かわむら・さとみ)氏
東京都出身、武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業
2012年 PHaT PHOTO写真教室テラウチマサト特別講座受講
2014年 日本写真学院中藤毅彦ゼミ受講
2015年 内藤正敏ゼミ受講
2017年 金村修ワークショップ受講
【展示歴】
2012年09月 テラウチマサト特別講座『今、一番見たい写真、見せたい写真入選作品展』72Gallery(東京・京橋)
2013年01月 参加型写真コンペ御苗場『vol.12横浜』パシフィコ横浜(神奈川・横浜)
2013年09月 ムサ美埼玉2013『交友会埼玉支部展』アートギャラリーアトリア(埼玉・川口)
2014年01月 中藤毅彦ゼミ修了展『アナザー サイド オブ トウキョウ』Bright Photo Salon(東京・八丁堀)
2014年07月 写真展『人それぞれ』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年01月 写真展『アートの競演2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
【作品集】
2013年 自作写真集『slump animals』販売(THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013)
2014年 自作写真集『Moebius of the darkness』『EROS ON THE ROAD 』販売
(パリの写真集専門書店Le plac’art photo、パリのギャラリーIn)(between art gallery)
●フレームマン賞
作品:Title : SHIKAKU、Signature : Yes、Ediiton : No1/10、Photography year : 2016東京、Printed : 2017、Image Size : 283 x 186㎜、Print Paper Size : 290 x 193㎜、Media:GEKKOパール・ラベル、Print Method : Digital Pigment Print、Frame Size:320 x 260㎜
選評:ベットから起き上がったところだろうか? 見上げてる被写体に何処か希望を感じさせてくれる。ブレや被写体の影の出方が絶妙で、はだけて見える脚が色合いとして効いており、斜めに入った写り込みのような光りも不思議さを醸し出しています。被写体の明るさも程良く、背景の色合いや黒いフレームによる影の落ち方が計算されていて、引き込まれる作品です。願わくば4点とも同じ額装の方が良かったと思う。
【作家】金高千乃(かねたか・ちの)氏
東京都出身
2013年11月 PHaT PHOTO写真教室ビギナークラス受講
2014年04月 カメラ日和 大切な人を撮るポートレート講座 受講
2014年08月 ライカアカデミー ワークショップ受講
2015年03月 PhaT PHOTO写真教室プレミアムポートレート専門講座受講
2015年04月 Resonance-creative photo session初級講座受講
【受賞歴】
2015年 カメラ日和ねこ写真コンテスト入選
2015年 女子フォト四季折々『カメラ女子目線2014』フォトコンテスト(赤ノリ賞、mi-na賞)ダブル受賞
2015年 PHat HOTO 15周年記念フォトコンテスト入選
2016年 第3回住友不動産販売ステップアップフォトコンテスト優秀賞受賞
2016年 第4回下岡蓮杖写真コンテスト環境ポートレートの部優秀賞受賞
【展示歴】
2014年11月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2014年12月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2015年01月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2015年08月 写真教室14F写真展『Fからの挑戦状』LE DECO(東京・渋谷)
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 ワークショップ参加展『美しい人』PHaT PHOTO 72gallery(東京・京橋)
2016年08月 CANVASグループ展『赤と黄色と、ときどき黒』White Gallery(東京・千駄木)
2016年09月 第3回住友不動産販売ステップアップフォトコンテスト『入賞作品展』清月堂画廊(東京・銀座)
2016年11月 Future Cultivators Program『ワークショップ参加者選定展』マコーレ店(東京・西荻)
2016年12月 第20回総合写真展『入賞作品展』東京都美術館(東京・上野)
2016年12月 第4回 下岡蓮杖写真コンテスト『入選作品展』下田駅構内(伊豆・下田)
2017年02月 参加型写真コンペ御苗場『№20横浜』BankART Studio NYK(神奈川・横浜)
2017年03月 Chino Kanetaka 写真展『個展』韓国ダイニング宝包(東京・板橋)
2017年07月 Chino Kanetaka 写真展『鉄骨細胞』ピクトリコウォールスペース(東京・両国)
【作品集】
2017年 写真集『東京タワー』発行、150 x 210 x 5㎜、48頁、Simauma Print
以上