ポートフォーリオも見れる写真展『殻を破るアート作品』を開催

Art Gallery M84は、2022年4月25日(月)よりポートフォーリオも見れる写真展『殻を破るアート作品』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第116回目の展示として実施する企画展です。ポートフォーリオも見れる写真展『殻を破るアート作品』は、世界的な写真評論家 飯沢耕太郎さんに、ポートフォーリオを見てもらう為に出展した作家達の展示です。

写真によるアート作品(作家本人が自身の作品がアートと思う方)であり、作品が如何にアートであるかを本人が語れる事。そして、設営・撤去・レビューに参加できる人が募集要件でした。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。見せられる作品が出来たらと思っていたら、チャンスは何時までもやって来ないものです。今回の展示は、自らの写真について、その価値を高めたいと思っている作家達の作品です。飯沢耕太郎によるレビューは、コロナ禍でもあり非公開で5月1日(日曜)13時〜展示会場にて開催します。

【出展作家】6名(敬称略・申込順)
谷 明(タニ・アキラ)、芦田 みゆき(アシダ・ミユキ)、野田 光治(ノダ・コウジ)、神谷 孝信(カミヤ・タカノブ)、Chino Kanetaka(カネタカ・チノ)、井上 和子(イノウエ・カズコ)

【谷 明(タニ・アキラ)氏略歴】
1951年 香川出身
K2 design 一級建築士事務所代表
アジア、アフリカ、中南米のODA建築プロジェクトに参加
《受賞歴》
1997年 絵画、彫刻制作を開始。絵画・彫刻公募展に入選
2011年、2013年 神戸ビエンナーレ モニュメント部門 奨励賞
2017年 KAJIMA 彫刻コンペ・入選(模型)。Good Design賞(清水建設と共同)
2018年08月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2018観月』M84賞受賞
2021年10月 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2021新涼』M84賞受賞
《展示歴》
2015年01月 写真展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年07月 写真展『アートの競演 2015初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年01月 写真展『アートの競演 2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年01月 写真展『アートの競演 2017睦月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2017年07月 写真展『アートの競演 2017葉月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 写真展『アートの競演 2018泰月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年07月 写真展『アートの競演 2018観月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年08月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年01月 谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』M84(銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)

【芦田 みゆき(アシダ・ミユキ)氏略歴】
東京出身、日本大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業。
2008年 ”リコー Caplio R8”で新宿の地下道を撮り始める。
2010年 ”Room No.617”でリコーの賞を獲得、”リコー GR DIGITAL III”を手にした。
2011年 銀座4丁目交差点のリコー三愛ドリームセンターの両袖看板になった。
2015年 鈴木光雄写真講座「SATURDAY NIGHT NUDE」で本格的にヌード撮影始める。
2018年1月26日Facebookの私的グループ「GR☆Club」を開設、運営開始。
2019年 日本写真療法家協会主催の写真セラピーファシリテーター養成講座終了。
2020年 カロタイプ・フォト・ワークス講師を経て『写真と言葉』ワークショップ開講。
現在GR☆Clubの運営をしながらワークショップの講師や詩人及び写真家として活動中。
《受賞歴》
2010年08月 PHOTOGRAPHERS SUMMIT『RICOH AWARD 2010』優秀賞受賞
2011年12月 三愛ドリームセンター『RING CUBE』の両袖看板コンペ最優秀賞受賞
2014年01月 写真展『ALTERNATIVE!』レビュー賞受賞
2015年06月 MOSCOW INTERNATIONAL FOTO AWARDS(MIFA)2015 佳作受賞
2016年07月 PX3 Photography Competition 2016(Paris)ヌード部門でシルバーと佳作受賞
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』フレームマン賞受賞
2017年12月 Dojima River Awards 2017 – Nude -入選
《個展歴》
2015年09月 芦田みゆき写真展『Border』Gallery Camellia(東京・銀座)
2016年08月 竹下都企画 芦田みゆき展『南南東』表参道画廊(東京・神宮前)
2020年10月 Model:Maiko共同企画『Tokyo Wall ginzaline』iia gallery(東京・小伝馬町)
《グループ展歴》
1993年04月『00-Collaboration 詩と美術』佐賀町エキジビット・スペース(東京・江東区)
1994年10月『Art Today 1994』財団法人セゾン現代美術館(長野・軽井沢)
2011年03月『RICOH AWARD 2010受賞作品展』RING CUBE(東京・銀座)
2011年05月『フォトグラファーズ・サミット』西武渋谷店美術画廊(東京・渋谷)
2012年10月 写真展『光で描く』Bright Photo Salon(東京・八丁堀)
2014年02月 写真展『ALTERNATIVE!』Gallery Conceal Shibuya(東京・渋谷)
2014年06月『G Book Show』One Eyed Jacks gallery(Brighton・England)
2015年01月 写真展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年02月 写真展『ALTERNATIVE!』Gallery Conceal Shibuya(東京・渋谷)
2015年09月 写真展『SATURDAY NIGHT NUDE seasonIII』72 Gallery(東京・京橋)
2015年12月 安達ロベルト企画『R&V Life 2015』アツコバルー(東京・渋谷)
2016年01月 写真展『アートの競演2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年04月 写真展『SATURDAY NIGHT NUDE seasonⅣ』72 Gallery(東京・京橋)
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年11月 安達ロベルト企画『Rhythms&Vision 2016』アツコバルー(東京・渋谷)
2017年10月 五味彬企画『ShINC. 第1回 主観写真展』Maruse B1 gallery(東京・目黒)
2018年07月 五味彬企画『ShINC. A4展』Maruse B1 gallery(東京・目黒)
2018年11月 中田 輝昭企画『artPotluck vol.5』スタジオD21(東京・四ツ谷)
2019年05月 中田 輝昭企画『artPotluck vol.7』スタジオD21(東京・四ツ谷)
2019年11月 中田 輝昭企画『artPotluck vol.9』スタジオD21(東京・四ツ谷)
2020年08月 三村 漢企画公募写真展『9の穴』Nine Gallery(東京・青山)
2021年08月 GR☆Club写真展『架空の街”G”』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)

【野田 光治(ノダ・コウジ)氏略歴】 
1954年 神奈川出身
2020年 Selected as one of the 100 photographers Describing Tokyo Scenery
日本写真会理事・同人、現代美術家協会会員、プレザントクラブ幹事長
《受賞歴》
2016年 第72回現代美術家協会 写真部門 新人賞受賞
2018年 JPA日本写真作家協会 第16回公募展 入選
2019年 JPA日本写真作家協会 第17回公募展 入選
2019年 太陽美術協会 第45回公募展 入選
2020年 太陽美術協会 第46回公募展 入選
2020年 朝日新聞主催 第4回フォトコンテスト神奈川 自由部門 優秀賞受賞
2021年 全日写連主催 第53回カラーフェア写真コンテスト東京都本部長賞受賞
2021年 全日本写真連盟、朝日新聞社主催 全日本写真展2021 銅賞受賞
2021年 公益財団法人 国際文化カレッジ主催 第25回総合写真展 秀作
2021年 太陽美術協会 第47回公募展 入選
2022年 第18回秋山庄太郎「花」写真コンテスト入選
《展示歴》
2016年05月 現代美術家協会主催『第72回現展』国立新美術館(東京・六本木)
2018年11月 日本写真作家協会『第16回公募展』上野東京都美術館(東京・上野)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年11月 日本写真作家協会『第17回公募展』上野東京都美術館(東京・上野)
2019年11月 太陽美術協会『第45回公募展』上野東京都美術館(東京・上野)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年06月 第4回『フォトコンテスト神奈川写真展』新都市ビル(横浜・そごう)
2020年08月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年10月 NPO東京画主催『東京好奇心 2020』渋谷Bunkamura (東京・渋谷)
2020年11月 太陽美術協会『第46回公募展』上野東京都美術館(東京・上野)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年08月 全日写連『Photo Festival 2021』Fujifilm Square(東京・六本木)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年11月 創立100周年記念『第79回プレザントクラブ写真展』Portrait gallery(四谷)
2021年11月 太陽美術協会『第47回公募展』東京都美術館(東京・上野)
2022年01月 谷 明、野田 光治、北尾 辰也『3人によるアート作品展』M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)

【神谷 孝信(カミヤ・タカノブ)氏略歴】
1956年 愛知県刈谷市出身
1979年 上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業
1987年 国際大学大学院国際経営学修士過程修了
蝶と世界遺産が好きで、訪問地で蝶を探し、指に留めて、背景に世界遺産等を入れて撮影する事に情熱を傾けている。
フォトマスター EX総合取得、世界遺産検定マイスター、世界遺産アカデミー認定講師、日本自然科学写真協会会員、日本チョウ類保全協会会員
《主な講師・審査員歴》
2018年06月 お茶の間ゼミ&スクール講師 (美しい自然、 – チョウと花々の華麗な世界)
2018年08月 県民が見た 世界遺産・絶景・暮らし 写真コンテスト審査員(神奈川県)
2018年12月 お茶の間ゼミ&スクール講師 (世界遺産絶景撮影紀行 ~スイス編~)
《個展歴》
2010年05月 中部電力企画展『この指とまれ I』名古屋港ワイルドフラワーガーデン(名古屋・潮見)
2010年10月 中電不動産企画展『この指とまれ II』電気文化会館(名古屋・中区)
2010年10月 日立製作所中部支社企画展『この指とまれ III』メッセ名古屋(名古屋・港区)
2010年12月 日立製作所企画展『この指とまれ IV』東京国際展示場(東京・有明)
2011年10月 東邦ガス企画展『この指とまれ V』ガスエネルギー館(愛知・東海)
2011年11月 名古屋市科学館企画展『この指とまれ VI』名古屋市科学館(名古屋・中区)
2012年09月 国際大学創立30周年記念写真展『この指とまれ VII』池田記念美術館(新潟・南魚沼)
2013年05月 上智大学創立100周年記念祭イベント写真展『この指とまれ VIII』12号館201教室(東京・四谷)
《主なグループ展歴》
2014年05月 第35回 SSP展『自然を楽しむ科学の眼』富士フイルムフォトサロン(東京・六本木)
以降毎年展示

【Chino Kanetaka(カネタカ・チノ)氏略歴】
東京都出身
2013年11月 PHaT PHOTO写真教室ビギナークラス受講
2014年04月 カメラ日和 大切な人を撮るポートレート講座 受講
2014年08月 ライカアカデミー ワークショップ受講
2015年03月 PHaT PHOTO写真教室プレミアムポートレート専門講座受講
2015年04月 Resonance-creative photo session初級講座受講
《受賞歴》
2015年 カメラ日和 ねこ写真コンテスト 入選
2015年 女子フォト四季折々『カメラ女子目線2014』photo contest(赤ノリ賞、mi-na賞)ダブル受賞
2015年 PHaT PHOTO 15周年記念フォトコンテスト入選
2016年 第3回住友不動産販売 ステップアップフォトコンテスト 優秀賞受賞
2016年 第4回下岡蓮杖写真コンテスト 環境ポートレートの部 優秀賞受賞
2017年08月 写真展『アートの競演 2017葉月』フレームマン賞受賞
2017年10月 丸の内『ストリートフォトコンテス』スマホ部門 グランプリ受賞
《個展歴》
2017年03月 Chino Kanetaka 写真展『個展』韓国ダイニング宝包(東京・板橋)
2017年07月 Chino Kanetaka 写真展『鉄骨細胞』ピクトリコWall Space (東京・両国)
《グループ展歴》
2014年11月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2014年12月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2015年01月 公募写真展『4枚4人展』Stand by Tokyoカフェギャラリー(東京駅構内)
2015年08月 写真教室14F写真展『Fからの挑戦状』LE DECO(東京・渋谷)
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 ワークショップ参加展『美しい人』PHaT PHOTO 72gallery(東京・京橋)
2016年08月 CANVASグループ展『赤と黄色と、ときどき黒』White Gallery(千駄木)
2016年09月 第3回住友不動産step-up photo contest『入賞作品展』清月堂画廊(銀座)
2016年11月 Future Cultivators Program『workshop参加者選定展』マコーレ店(西荻)
2016年12月 第20回総合写真展『入賞作品展』東京都美術館(東京・上野)
2016年12月 第4回 下岡蓮杖写真コンテスト『入選作品展』下田駅構内(伊豆・下田)
2017年02月 参加型写真コンペ御苗場『№20横浜』BankART Studio NYK(神奈川・横浜)
2017年08月 写真展『アートの競演 2017葉月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年01月 写真展『アートの競演 2018泰月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2018年07月 写真展『アートの競演 2018観月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年01月 写真展『アートの競演 2019寒月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 写真展『アートの競演 2019涼月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年01月 写真展『アートの競演 2020明春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2020年08月 写真展『アートの競演 2020長月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年03月 写真展『アートの競演 2021風花』Art Gallery M84(東京・銀座)
2021年09月 写真展『アートの競演 2021新涼』Art Gallery M84(東京・銀座)
2022年02月 写真展『アートの競演 2022如月』Art Gallery M84(東京・銀座)

【井上 和子(イノウエ・カズコ)氏略歴】
岐阜出身
2007年 ~ 2008年EOS学園にてデジタルカメラを学ぶ
2008年 〜 2019年 ロンドン、スコットランド、アムステルダム、パリ、イタリア、ニューヨーク、クロアチアを取材
2017年 〜 アフロイメージズに登録
公益社団法人 日本写真協会会員
《受賞歴》
2010年05月 日本写真協会主催「写真の日」記念写真展 2010 準優秀賞受賞
2011年05月 日本写真協会主催「写真の日」記念写真展 2011 協賛会社賞受賞
2012年05月 日本写真協会主催「写真の日」記念写真展 2012 準優秀賞受賞
2013年05月 日本写真協会主催「写真の日」記念写真展 2013 外務大臣賞受賞
《個展歴》
2013年02月 写真展『クロアチア 紺碧のアドリア海に煌めく』gallery Sirius(東京・新宿)
2013年07月 写真展『クロアチア 紺碧のアドリア海に煌めく』駐日欧州連合代表部Europa House(東京・南麻布)
《グループ展歴》
2013年07月 ザグレブ姉妹都市の京都市共催『人や歴史、自然を伝える写真と絵画展』ギャラリエヤマシタ2号館 (京都・寺町)
2015年07月 写真展『アートの競演 2015初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年07月 写真展『アートの競演 2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)

【写真評論家 飯沢耕太郎氏略歴】
宮城県仙台市出身
1977年 日本大学芸術学部写真学科卒業
1984年 筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了
主な著書に『芸術写真とその時代(筑摩書房 1986年)』『写真に帰れ 光画の時代 (平凡社 1988年)』『都市の視線 日本の写真 1920〜30年代(創元社 1989年)』の3部作で、頭角を現わし、日本の20世紀前半の写真研究者の第一人者に躍り出た。その後、雑誌「deja-vu」の編集長となる。公募展である写真新世紀と一坪展には設立当初から審査員として参加し、90年代の『ガーリーフォト』ブームを作った。荒木経惟研究者でも知られている。1996年『写真美術館へようこそ』でサントリー学芸賞を受賞。またキノコの愛好家でもあり、『世界のキノコ切手』『きのこ文学大全』『考えるキノコ(共著)』などの著書がある。1981年 東京綜合写真専門学校非常勤講師。写真作家研究を担当。2004年、2008年 東京大学教養学部非常勤講師。日本写真史の講義を担当。若い頃には「現代詩手帖」に詩を投稿していた時期がある。以上

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展開催概要】
名  称 : ポートフォーリオも見れる写真展『殻を破るアート作品』
作 品 数 : 未定
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
展示期間 : 2022年4月25日(月)〜5月7日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 500円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=9453

《ポートフォーリオも見れる写真展『殻を破るアート作品』代表作品画像》    クレジット :  Tower © Chino Kanetaka / M84

芦田みゆき写真展『桃を買いに行く』を開催

 Art Gallery M84は、2022年5月9日(月)より芦田みゆき写真展『桃を買いに行く』を開催します。
 今回の作品展は、Art Gallery M84の第117回目の展示として実施する個展です。
写真展『桃を買いに行く』は、私的に立ち上げたFacebookグループ「GR☆Club」を運営しながら写真作家として活動する彼女が、自らの詩を写真で表現した死生観を感じる作品です。コンパクトデジタルカメラ「GR」による撮影が中心となる約40点(桃を買いに行く 19点、Night Swan 10点、prayer 3点、他8点等)を展示予定です。

彼女は、2009年に「桃を買いに行く」という詩を発表してから、この詩を写真で表現したいと考え、2015年の夏から撮影を開始して、紆余曲折の末、2022年2月に撮影を終えた最新作です。詩の中に登場する「桃を抱える女」と「僕の見る光景」を同じ時空に並べ、この物語を完結させる記念すべき展示となります。

※作品展の会場にて、写真冊子『桃を買いに行く』『Night Swan』『Tokyo Wall ginzaline2』の販売も行います。5月14日(土)16:00~18:00に、作品展の会場にて、写真家 鈴木光雄氏と写真家 芦田みゆき氏による『ヌード』をテーマにギャラリートークを予定しております。また、5月15日(日)16:00~18:00に、詩人 川口晴美氏と写真家 横木安良夫氏及び写真家 芦田みゆき氏による『写真と言葉』をテーマとしたトークイベントを予定しております。(先着15名、ギャラリートーク実施中は入場制限を致します。実施は、感染状況により判断します。)

【作家からの一言】
詩を本格的に書き始めた19歳の頃から、私はサクランボウ、オレンジ、桃など果実の詩をたくさん書いた。私の唇から吐き出されたサクランボウで食卓は溢れ、腐敗したオレンジがカラダに宿り、爪を突き立てた桃の皮から透明な液果が流れるのを、私は見ていた。

『桃を買いに行く』は、生と死をテーマとした写真と詩による作品である。
2009年『ユリイカ』 6月号に「桃を買いに行く」という詩を発表した。この詩は、桃を剥く女と、街を彷徨いながらそれを夢想する僕の物語だ。

恍惚と街を歩き回る。
この街のどこかで、女は桃を剥いている。

僕はとても渇いている。そして、桃が食べたいと思っている。
しかし、僕は自分で桃を買いに行くことができない。

なぜかというと、死へと大きく傾いているから。
僕は死に浸りながら生を夢想し、日々を生きている。

私は<生>の部分を、写真と言葉を使って生きている。
桃は<生>そのものだ。そして触れると瞬時に赤黒く<死>に染まっていく。
私自身のように。
私は桃の詩を書き、桃の写真を撮る。生きるために。

詩を発表した当初から、私には言葉と同時に明確な映像のイメージがあった。しかし、撮りたくなるのはいつも真冬で、桃が売ってない。そんなことを繰り返し6年が経ち、2015年の夏、桃を抱えるモデルさんを撮影した。そして街を彷徨う「僕の見る光景」は、 2018年〜 2022年にかけて撮影した。会場で「桃を抱える女」と「僕の見る光景」が同じ時空に並べられるとき、この物語は終了する。僕と私と女と桃、死に傾いた生と、死を内包する生、写真と言葉、全ては出合い、また通り過ぎていく。私はまた、新しい<生>を求めて、カメラとペンを持つ。

【芦田 みゆき(Miyuki Ashida)氏の略歴】
東京出身、日本大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業。
2008年 佐賀町エキジビット・スペースで開催された「00-Collaboration 詩と美術」企画
    ・展示(1993年)を経て、”リコー Caplio R8”で新宿の地下道を撮り始める。
2010年 大量のオレンジとホテルに泊まって撮った写真”Room No.617”でリコーの賞を
    獲得、”リコー GR DIGITAL III”を手にした。
2011年 GRを持って街へ出た。飛び込むように雑踏へ身をまかせ、シャッターを切る。
    街はなんて魅力的な人に溢れているんだろう!その写真が銀座4丁目交差点の
    リコー三愛ドリームセンターの両袖看板になった。
2015年 電子書籍Kindleのデジタル写真集レーベルをプロデュースする横木安良夫CRP
    (CROSS ROAD PROJECT)の立ち上げから手伝う。
2015年 鈴木光雄写真講座「SATURDAY NIGHT NUDE」で本格的にヌード撮影始める。
2018年1月26日Facebookの私的グループ「GR☆Club」を開設、運営開始。
    Facebookグループ交流や撮影会、展覧会、イベント、写真集等の企画を行う。
2019年 日本写真療法家協会主催の写真セラピーファシリテーター養成講座終了。
2020年 カロタイプ・フォト・ワークス講師を経て『写真と言葉』ワークショップ開講。
現在GR☆Clubの運営をしながらワークショップの講師や詩人及び写真家として活動中。

【受賞歴】
2010年08月 PHOTOGRAPHERS SUMMIT「RICOH AWARD 2010」優秀賞受賞
2011年12月 三愛ドリームセンター「RING CUBE」の両袖看板コンペ最優秀賞受賞
2014年01月 写真展「ALTERNATIVE!」レビュー賞受賞
2015年06月 MOSCOW INTERNATIONAL FOTO AWARDS(MIFA)2015 佳作受賞
2016年07月 PX3 Photography Competition 2016(Paris)ヌード部門でシルバーと佳作受賞
2016年07月 写真展「アートの競演 2016文月」フレームマン賞受賞
2017年12月 Dojima River Awards 2017 – Nude -入選

【個展】
2015年09月 芦田みゆき写真展「Border」Gallery Camellia(東京・銀座)
2016年08月 竹下都企画 芦田みゆき展「南南東」表参道画廊(東京・神宮前)
2020年10月 Model:Maiko共同企画「Tokyo Wall ginzaline」iia gallery(東京・小伝馬町)

【グループ展】
1993年04月「00-Collaboration 詩と美術」佐賀町エキジビット・スペース(東京・江東区)
1994年10月「Art Today 1994」財団法人セゾン現代美術館(長野・軽井沢)
2011年03月「RICOH AWARD 2010受賞作品展」RING CUBE(東京・銀座)
2011年05月「フォトグラファーズ・サミット」西武渋谷店美術画廊(東京・渋谷)
2012年10月 写真展「光で描く」Bright Photo Salon(東京・八丁堀)
2014年02月 写真展「ALTERNATIVE!」Gallery Conceal Shibuya(東京・渋谷)
2014年06月「G Book Show」One Eyed Jacks gallery(Brighton・England)
2015年01月 写真展「人それぞれのアート」Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年02月 写真展「ALTERNATIVE!」Gallery Conceal Shibuya(東京・渋谷)
2015年09月 写真展「SATURDAY NIGHT NUDE seasonIII」72 Gallery(東京・京橋)
2015年12月 安達ロベルト企画「R&V Life 2015」アツコバルー(東京・渋谷)
2016年01月 写真展「アートの競演2016初春」Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年04月 写真展「SATURDAY NIGHT NUDE seasonⅣ」72 Gallery(東京・京橋)
2016年07月 写真展「アートの競演 2016文月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年11月 安達ロベルト企画「Rhythms&Vision 2016」アツコバルー(東京・渋谷)
2017年10月 五味彬企画「ShINC. 第1回 主観写真展」Maruse B1 gallery(東京・目黒)
2018年07月 五味彬企画「ShINC. A4展」Maruse B1 gallery(東京・目黒)
2018年11月 中田 輝昭企画「artPotluck vol.5」スタジオD21(東京・四ツ谷)
2019年05月 中田 輝昭企画「artPotluck vol.7」スタジオD21(東京・四ツ谷)
2019年11月 中田 輝昭企画「artPotluck vol.9」スタジオD21(東京・四ツ谷)
2020年08月 三村 漢企画公募写真展「9の穴」Nine Gallery(東京・青山)
2021年08月 GR☆Club写真展「架空の街”G”」目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)

【Kindle写真集】
2014年04月13日刊行 芦田みゆき写真集『TAKE FIVE』vol.1 -Night of Tokyo-  
2014年06月03日刊行 芦田みゆき写真集『TAKE FIVE』vol.2 -Shinjuku-
2014年〜2015年刊行『双花町についてあなたが知り得るいくつかのことがら』vol.1-6(詩・川口晴美/デザイン・小宮山裕)

【CRP写真集】
2016年01月30日刊行 芦田みゆき写真集『Shut Your Eyes 2014-2015』TOKYO JAPAN(CRP)
2016年08月28日刊行 芦田みゆき写真集『南南東』OSHIMA JAPAN(CRP)
2018年04月17日刊行 芦田みゆき写真集『二重の町』SOUKACHO JAPAN (CRP)
2018年09月23日刊行 芦田みゆき写真集『囁き』SOUKACHO JAPAN (CRP)

【YouTube】
2012年「river」https://youtu.be/KUB9CrmO_3c
2012年「Riverside of the night」https://youtu.be/pgOnZw03o_s
2014年「胞子の夢」https://youtu.be/pG45NTVvzH4
2015年「双花町についてあなたが知り得るいくつかのことがら」
    https://youtu.be/dxj8VFU8XV8
2016年「MIYUKIASHIDA1119」https://youtu.be/LHkr-GBoRRM
2016年「Landscape passing through ~Shinjuku/Takeshiba~」 
    https://youtu.be/KfsdXAQjwgE
2016年「ロバート・フランク展 クロージングイベントの記録」
    https://youtu.be/hxB4DaoQjNs
2019年「くり返されるオレンジという出来事」https://youtu.be/mRnTLvFBq_o
2020年「その目を閉じてふたたび開くこと」
    https://www.youtube.com/watch?v=jM1oC0fAJ9E

【詩集】
『蝶とぴすとる』(昭森社)『オレンジはおいしいかい』(昭森社)『記憶の夏』(昭森社)『J- WAVE Collection空想紀行』(講談社)『楔状の記号』(思潮社)『草の円柱』(思潮社)『ミドリとハエの憂鬱(メランコリア)』(七月堂)

【共著】
『複数の署名 00-Collaoration 詩と美術』(思潮社)(カタログコンクール優秀賞受賞)
『養老天命反転地 荒川修作+マドリン・ギンズ:建築的実験』(毎日新聞社)
『現代思想 1996年臨時増刊号 総特集=荒川修作+マドリン・ギンズ』(青土社)
『美術手帖 2014年増刊号 特集 トーベ・ヤンソン』(美術出版社)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 芦田みゆき写真展『桃を買いに行く』
作 品 数 : 約40点
主  催 : Art Gallery M84
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
展示期間 : 2022年5月9日(月) 〜 5月21日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休(5月15日の日曜日も休まずオープンします。 )
入 場 料 : 500円
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=9422

《芦田みゆき写真展『桃を買いに行く』代表作品》     クレジット : I go to buy Peaches © Miyuki Ashida / M84
以上