開催案内/予定

 

写真展『パリの記憶 高田美 / Yoshi Takata Memoires de Paris』 はっとり・よしをコレクション
2025.06.30-08.30

詳細情報 © Yoshi Takata

展示風景

SOLD作品

SOLDグッズ

  © Yoshi Takata

 © Yoshi Takata

明治時代の豪商、高田商会の孫娘として生まれ、神田駿河台で育った令嬢が、没落後、祖父から享け継いだ血の因縁のフランスに単身渡り、写真家・木村伊兵衛の教えを守って写真に取組み、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロベール・ドアノー、ブーバなどの知遇を得ながら、数多くのファッション写真を日本をはじめ、数々の外国誌に提供。時のデザイナー、ピエール・カルダンに認められて右腕までにも登りつめ、世界各国にカルダンと共にパリ・モードを披瀝して廻った日本のキャリア・ウーマンの先駆・高田美の写真展。

木村伊兵衛の紹介で、ブレッソン、ドアノーのような一流写真家と織り合うことができ、彼らは高田美の眼を開いてくれた。「技術が重要なのではない。心の目を持つことだ。生まれながらに持っている構成力、感覚こそが需要なのだ。」写真を習う為に学校へ行く事も進めず、ブレッソンは、ただこう言った。「生涯にたった一枚でいいから、忘れないものを撮る事だ。」こうした一流の写真家に出会って、その後をくっついていきながら写真家として成長していった。

当時、パリを訪れた有名人をはじめ数多くの日本人がどれだけ世話になったことかが、一部の写真でも読み取れるが、パリの芸術家やパリの巷を撮った数々の写真への眼差しが素晴らしく良い。パリだけでなく世界的に活躍した知る人ぞ知る彼女の傑作写真作品展。

私は、高田美さんとお会いした事が無い。ブレッソンやドアノーなど日本に初めて紹介した立役者だと言うが、全く知らなかった。著名人で彼女にお世話になった方々も多くいると聞く。大々的な個展も何回か開催されている。作品も素晴らしいのに、あまりに知られていないと言う。何故だろう!

歌麿や北斎を見出し、「写楽」を世に送り出したのが蔦屋重三郎だとTVドラマで知った。我々は、オモテしか見てないのかも。私は、誰かをお世話したり、世に送り出したりする事も、大きな功績であると思う。

作品は途中で入れ替わりを予定しております。

【個展履歴】
1975年「パリ20区」ニコンサロン(東京・銀座)
1991年「le présent du passé」Espace Cardin 
1993年「FLASHBACK」日本協会ギャラリー(NY)
1994年「パリ20区」プランタン銀座(東京・銀座)
2000年「Regards de Yoshi Takata」日文会館
2003年「メモワール高田美の50年」東写美
2021年 はっとり・よしをコレクション
   「高田美 パリのまなざし」
    RICOH IMAGING Square東京(新宿)

ベッティナ・ランス写真展『密© Yoshi Takata室』No.11
2025.09.01-10.04

未定

「シャネル(CHANEL)」のムービーを手掛けたことで知られ、『ヴォーグ』『フィガロ』などの雑誌で活躍するフランスを代表する女性写真家 ベッティナ・ランス(Bettina Rheims)の当ギャラリー11回目となる個展です。

骨格の違うパリの女性達だから力強いポーズで描けたのでは、日本の女性達でも見てみたいとの声がありましたが、再度それが実現することになります。作品の中には、「ランスでなければ写せない」とまで言われるしぐさや眼差しとともに、瞬間に写し取られた本能的な女性達の姿を捉えるベッティナ・ランスの魅力に迫りたいと思います。

1952年 パリ生まれ。
1978年 雑誌「エゴイスト」からデビュー。
1980年 作品「Female Trouble」を制作。
1990年 作品「Chambre Close」を制作。
1995年 仏大統領の公式カメラマンとなる。
2010年 自叙伝的な「Rose, c’est Paris」発表。

MASA ARTキュレート
企画展『FAVORITE』
2025.10.06-10.18

技法も表現方法もモチーフもすべてが素敵で、スペシャルな作家 7 人によるグループ展

注)本展示作品は、抽選販売とさせて頂きます。作品購入をご希望の方は、ギャラリーにお越し頂き、抽選用紙へのご記入・ご提出ください。申し込み締め切り日は、後日お知らせします。

【予定展示作家】南花奈、河染波留可、サトウナツキ、きゃらあい、タカハシマホ、紺野真弓、かさいはる

◆南 花奈(Kana Minami)
1990 東京生まれ
2012 多摩美術大学卒業
《受賞歴》
2015 10th TAGBOAT AWARD ACT芸術賞
2016 11th TAGBOAT AWARD 芸術部門新人賞
《主な個展》
2017 Bernarducci Meisel Gallery(NY)
2019『I’m into you』
   MASATAKA CONTEMPORARY(JP)
2021『Closed Room』
   MASATAKA CONTEMPORARY(JP)

 ◆河染 波留可(haruka kawazome)
1990 香川県生まれ
2011 大阪総合デザイン専門学校卒業
《受賞歴》
2019 KIZUNA2019/GALLERYARTPOINT大賞
《主なグループ展》
2021「和風タロット展(再)」ぎゃらりぃあと
   「善西D展」Aruk cafe
   「第2弾 善西D展」Aruk cafe
   「drop+pop」
   MASATAKA CONTEMPORARY(JP)
2022「cells-illustration-vol.30」
      DESIGN FESTA GALLERY
   「MINI〇」Sansiao Gallery
   「SIX SENSES」コリドーギャラリー34

◆サトウ ナツキ(natsuki sato)
三重県出身 京都精華大学芸術学部版画専攻卒業
《主な個展》
2023「それでもきっと大丈夫になる」
   アトリエ三月(大阪)
2023「光について」GOLDFLOG COFFEE
2024「楽園より」Artas Gallery(福岡)

◆きゃらあい(Kyaraai)
1996 大阪府生まれ
2018 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)卒業
《主な個展》
2022「ZERO SKILL」Shabi  Workshop(韓国)
2023「些細で未熟な日々」
     Ammon Tokyo & Wada Garou Lab(東京)
2023「色はさめる、空気を包む」Yod Tokyo

◆タカハシ マホ(Maho Takahashi)
1992千葉県出身
《受賞歴》
2020年 Independent 東京 審査員特別賞
《主な個展》
2022「緒」奈良 蔦屋書店(奈良)
2023「MEDETASHI」SOKA ART(台南)
   「UTSUKUSHI」SOKA ART(台北)
   「San Sen Sou Moku」A/D Gallery(東京)
   「聖域」阪急うめだ(大阪)
2024「Think Think Think」A/D Gallery(東京)
    「Parade」京都 蔦屋書店(京都)

◆紺野 真弓(Mayumi Konno)
1987 宮城県生まれ。
2014 独学でアクリル画を描き始める。
2015 作家活動を開始。
《主な個展》
2021「作品集出版記念展」Jiro Miura Gallery
2021「作品集出版記念展」乙画廊(大阪)
2022「One」Artcomplex Center(東京)
2023「Images」MEDEL GALLERY SHU(東京)
2024「Anyone」Contemporary 北京スペース

◆かさいはる(haru Kasai)
2025 西安造形大学在学中 4年生

臨時休館
2025.10.20-10.25

未定

版画作品展 2025
2025.10.27-11.01

グループ展予定

当ギャラリーで版画作品の展示は、個展として松本里美銅版画展、村山 密展、藤田 修展、池田満寿夫版画展の四回開催、公募展として飾りたいと思う写真展『アートの競演』での西村 広氏の銅版画アクアチント・雁皮刷りにインクジェットによるプリマグラフィープリントを併用した作品と山口 史男氏のリトグラフ作品である。

名のある展覧会で版画部門への応募が減少していると言う。古典的な手法に固着しているからだろうか ? 日本の芸術文化において版画の表現は、あらゆる可能性を探り得る表現方法としてアートの最前線にあっても良いはずである。

今回は版画作品を取り上げ、その多様な表現が、現代社会におけるアートのあり様を再考する足掛りになることを願います。

渋谷美鈴作品展『仮)女性の美/他者を使ったセルフポートレート』
2025.11.03-11.08

セルフポートレートが撮れたならどんなに良かっただろう。シンディーシャーマンのように、自分がモデルとなり、その世界に入れたなら。皆さんにも覚えがあるだろう、子供の頃のごっこ遊び、どのキャラクターに自分が扮するか皆で話し合ったあの頃。私は成長してもそんな幻想の世界から抜け出せず、絵本から漫画、小説等、色んな本を読むたびにこんな風になりたいな、と自分を投影していた。しかし、そんな投影も自分の外見を認める事が出来なくなったと同時に「私なんてなれるわけない」と思ってしまう、辛いものへと変化していった。私は何者かになりたくて写真を撮っている。ここに映っているのが自分でありたかったと思いながら、他者に自分を投影している。それは他者を使ったセルフポートレートとも言えるのではないだろうか。私はまだ自分自身を正面から捉えることはできないけれど、いつかその日が来る様に、また、同じ様なコンプレックスを抱える人が自己投影できる作品を作り続けたい。

【プロフィール】
兵庫県出身
神戸のグラフィック系の専門学校を卒業後、
都内の広告会社の社内スタジオに就職。
2年間アシスタント業務を経験し、
兵庫へ出戻り、アルバイトでお金を貯め、
カナダへ留学。帰国後、大阪でフリーランス
カメラマンのアシスタント経験。
コロナ禍の少し前に独立、今に至る・・・

作家活動としては、女性の美について
問いかける作品を制作。

【個展歴】
2020年10月「MIRROR」Nadar(東京・南青山)
2021年04月「Quiet」Gallery MAG(大阪)
2021年11月 「Dark side of the Moon」                                           ほとりGallery(東京・浅草橋)

臨時休館
2025.11.10-11.15

予定

具象絵画作品展 2025
2025.11.17-11.22

グループ展予定

当ギャラリーで具象絵画作品の展示は、個展として久里 洋二展、服部 知佳絵画展、下田常三水彩画展、高橋慎太郎油彩画展、古賀 博日本画小作品展、橋本正則油彩画展の六回開催、グループ展として武蔵野美術大学繋がりの作品展、大阪芸術大学の院生を中心とした作品展の中での絵画作品である。

名のある展覧会で版画部門への応募が減少していると言う。古典的な手法に固着しているからだろうか ? 日本の芸術文化において版画の表現は、あらゆる可能性を探り得る表現方法としてアートの最前線にあっても良いはずです。

今回は絵画作品を取り上げ、その多様な表現が、現代社会におけるアートのあり様を再考する足掛りになることを願います。

 

抽象絵画作品展 2025
2025.11.24-11.29

グループ展予定

当ギャラリーで抽象絵画作品の展示は、個展としてYU-KI作品展『Wonderland』でリペルアート絵画の上に写真を融合インクジェットプリントで仕上げた作品です。純粋な抽象絵画の作品展示はまだ無いです。

今回は抽象絵画作品を取り上げ、その多様な表現が、現代社会におけるアートのあり様を考える切っ掛けにしたいと思います。

北尾 辰也写真展
2025.12.01-12.14

個展予定

臨時休館
2025.12.15-12.20
予定
収蔵作品展『』
2025.12.22-01.10

 

 

年末年始休暇期間 (2025.12.28〜2026.01.04)を除く

予定
臨時休館
2026.01.12-01.17
作品設営
写真展『アートの競演 2026 寒晴』
2026.01.19-01.31
予定

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