写真展『アートの競演 2017睦月』受賞作品

写真展『アートの競演 2017睦月』受賞作品 3点

■M84賞
作品Title:reincarnation、2013年撮影、Edition : No.2/10、2016年Printed、Pigment print on bizan、Japanese paper、Image Size : 350x290mm、Print Size : 483x329mm、Frame Size : 580x425mm
選評 : 最初の印象は、何が写っているのかが判らなくて、和紙の質感も相まって紙の羽が重なっているのかとも思ったが、被写体になっている鳥のオウムを後ろから撮っているのも面白く、撮り方として新しい発見がある。動物写真でモノクロ化してこれ程グラフィカルな表現は見た事がないが、似た作風はあるので個展開催等で早めに認知されるよう発表を期待したい。額装もモノクロに背後のマットをプリントの和紙より淡い色合いにするなど、細かな配慮が生きている。
AR1059983
■作家 : Akira Nakamura(あきら・なかむら)、東京都出身
幼少の頃より、動物が持つ肢体の美しさや表情に強い関心を持つ。
進学していくと同時に、アートやデザインに興味を持ち始め、高校を卒業後、渡米、アートとデザインを学ぶ。帰国後、グラフイックデザイナー職をする傍ら、動物や自然をモチーフとした写真とアートを融合させたコラージュ作品・デザインなどの制作に取り組む。

【展示歴】
2012年09月 企画展『本の時間~マイ・パラレルワールド~』雑貨屋ranbu(大阪・大淀)
2013年01月『みんなでつくる個個個個個展』ギャラリーZOOMAN(東京・渋谷)
2013年04月 MONOTONE ANIMAL『モノトーン アニマル』渋谷ヒカリエ(東京・渋谷)
2013年04月『海の見える森 芸術祭 2013』(神奈川・大磯)
2013年05月『どうぶつをまとう展2』銀座モダンアート(東京・銀座)
2013年07月『アートな雑貨の街へ小旅行』あべのハルカス(大阪・阿倍野)
2013年09月『NATURE』伊勢丹新宿店(東京・新宿)

 

■G.I.P.Tokyo賞
作品Title:Everyday Everlife、2013年撮影、Edition : No.1/1、2014年Printed、Platinum Palladium print、Arches Platine、Image Size : 200x200mm、Print Size : 210x297mm、Frame Size : 410x515mm
選評 : 穏やかな日差しが入る誰かの家の外だと思うが、大型洗濯機に写る影が面白い。日常生活の場をスクエアに切り取ったところも生きている。欲を言えばもう少し黒が締まっていても良い。 色んな手法を意欲的に取り組んでいるようなので今後も期待したい。
AR1059986
■作家 : 降旗良房(ふりはた・よしふさ)、東京都出身、あみす工房主宰
中学校時代は、写真部部長を経験。震災を契機に写真活動再開。写真家渡部さとる氏主催のWorkshop 2Bに参加。現在8×10などの大判カメラや防水カメラによる作品制作、サイアノタイプやプラチナパラジウム、ソルトなどのオルタナティブプリントなどで模索中。

【受賞歴】
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』M84賞受賞

【展示歴】
2013年09月 Workshop 2B『ippo』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2014年02月『御苗場Vol.14』パシフィコ横浜(神奈川・横浜)
2014年05月『4LIFE vol.9』PIPPO(東京・浅草)
2014年06月『Photo nico』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2014年07月 写真展『人それぞれ』Art Gallery M84(東京・銀座)
2014年08月『4LIFE vol.10』PIPPO(東京・浅草)
2014年09月 TOKYO 8×10『写真展 2014』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2014年09月 第2回『プラチナde写真展2014』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2014年12月 コスモス展『vol.9』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2015年01月 写真展『人それぞれのアート』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年06月『Photo nico』Gallery LeDeco(東京・渋谷)
2015年07月 写真展『アートの競演2015 初夏』Art Gallery M84(東京・銀座)
2015年08月『クロージング展』ギャラリーコスモス(東京・目黒)
2015年09月 TOKYO 8×10『写真展 2015』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2015年11月『Alternative写真展』新宿 Cafe89(東京・新宿)
2016年01月 写真展『アートの競演2016初春』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年02月『御苗場Vol.18』横浜大桟橋ホール(神奈川・横浜)
2016年07月 写真展『アートの競演2016文月』Art Gallery M84(東京・銀座)
2016年08月『Photo nico』72 gallery(東京・京橋)
2016年09月 Tokyo 8×10『写真展 2016』目黒区美術館区民ギャラリー(東京・目黒)
2016年11月 Workshop 2B『2B or not 2B』ギャラリーくぼた別館(東京・京橋)

 

■フレームマン賞
作品Title:ビブリオシナリー#07(ジェームズ・ビーティー)Biblioscenery#07(James Beattie)、2014年撮影、Edition : 0pen、2016年Printed、Pigment print、Image Size : 396x264mm、Print Size : 483x329mm、Frame Size : 528x425mm
選評 : 古書の年代を感じる表現とテーブルの質感、そして、額とのバランスが絶妙であり、古書をV字にした見せ方が凄い。額装も含めた完成度が高く、家に飾りたい作品のひとつである。もっと他にも作品を見てみたくなります。
AR1059979
■作家 : 福岡陽子(ふくおか・ようこ)氏、栃木県出身、青山学院大学文学部英文学科卒業
2010年4月より2014年3月まで写真家 松本路子氏のワークショップに参加

【受賞歴】
2013年06月『INTERNATIONAL PHOTOGRAPHY AWARDS 2013』Non-professional still life部門佳作受賞
2015年02月『御苗場vol.16横浜』エプソン賞受賞

【展示歴】
2010年01月 個展『世界パズル』 ギャラリー・ニエプス(東京・四谷)
2011年11月~2012年6月 個展『本の街から』本と街の案内所(東京・神田)
2015年02月『御苗場vol.16横浜』パシフィコ横浜・アネックスホール(横浜・MM21)
2015年04月 個展『本と物語、または時間の肖像』森岡書店(東京・日本橋)
以上

写真展『アートの競演 2017睦月』SOLD作品

写真展『アートの競演 2017睦月』SOLD作品 4点

4.作品Title:reincarnation、Akira Nakamura、2013年撮影、Edition : No.2/10、
2016年Printed、Pigment print on bizan、Japanese paper、Image Size : 350x290mm、
Print Size : 483x329mm、Frame Size : 580x425mm
AR1059977

 

3.作品Title:Everyday Everlife、2013年撮影、Edition : No.1/1、
2014年Printed、Platinum Palladium print、Arches Platine、Image Size : 200x200mm、
Print Size : 210x297mm、Frame Size : 410x515mm
AR1059959

 

2.作品Title:reincarnation、Akira Nakamura、2013年撮影、Edition : No.1/10、
2016年Printed、Pigment print on bizan、Japanese paper、Image Size : 350x290mm、
Print Size : 483x329mm、Frame Size : 580x425mm
AR1059977

 

1.作品Title:箱入り娘(Mocha)、木野 正好、2016年撮影、Edition : No.1/3、
2017年Printed、Pigment print、Pictran 局紙、Print Size : 297x210mm、桐箱 Size : 330x240mm
AR1059906
以上

写真展『アートの競演 2017睦月』SOLDグッズ

写真展『アートの競演 2017睦月』SOLDグッズ 6点

1.『光の疵』発行・撮影 : 芦田みゆき、糸がかり手作本: 64ページ、1冊
制作・装丁 : 稀人舎 小宮山裕、発行日: 2006/11/23、寸法: 210 x 145 x 8mm
Webマガジン『浜風文庫』で連載した作品で、写真と光についての詩的エッセーと写真
AR1059976

2.流れる時間と遊ぶ光 1冊
著者:林 敏弘(ピンホール写真芸術学会理事、日本写真協会会員)、サイズ: 148x210x8mm、91P、発行:2015年11月28日、発行人:前田 朋、
発行所:ヴィッセン出版、製本・印刷:株式会社シナノ印刷、
AR1059992

3.Pinholephotographic works from the series of Light、Shadow、Angels/2014、Halto Mori、A5サイズ、20P、1冊
AR1059991

4.梅のポストカード、Turuko、5枚セット、価格500円、2点
AR1059989

5.桜のポストカード、Turuko、3枚セット、価格300円、1点
AR1059988
以上

写真展『アートの競演 2017睦月』展示の様子

2017年1月16日(月)より開催している部屋に飾りたいと思う写真展『アートの競演 2017睦月』ですが、来場のお客様から「これは全て写真なんですか? 絵みたい。」や「毎回見ているのですが、こんな言い方は変ですが凄くレベルが高いですね。見応えがあります。」との嬉しい声がありました。また、「アイディアも作品に仕立て上げる技術や知識も備えた作家の方々の作品展」との論評もあり、まるでミニミニ・パリフォトの様な展示と思っております。

AR1059908

AR1059911

AR1059912

AR1059913

AR1059935a

AR1059919

AR1059936

AR1059918

AR1059920

AR1059937

AR1059939

AR1059941

AR1059942

AR1059924

AR1059923

AR1059925

AR1059943

AR1059947

AR1059948

AR1059949

AR1059975

AR1059927

AR1059950

AR1059928

AR1059951

AR1059952

AR1059954

AR1059929

AR1059964

AR1059930

AR1059955

AR1059956

AR1059957

AR1059931

AR1059961

AR1059959

AR1059960

AR1059934

AR1059963

AR1059922

AR1059921

AR1059967a

以上

エリオット・アーウィット写真展『ウィット&ユーモア』を開催

 Art Gallery M84は、2017年3月6日(月)よりエリオット・アーウィット写真展『ウィット&ユーモア』を開催致します。

 今回の作品展は、Art Gallery M84の第60回目の展示として実施する個展です。
彼の作品は、ウィットとユーモアに富んだ人間味あふれるもので、ジャーナリステイックなエッセイから広告写真まで、多種多様ですが、その写真にはアーウィット自身が見たそのままが写し出されております。犬や子供などの親しみ易い題材を好んで撮影し、一見すると何でもない光景を撮影しているようでいて、アーウィットの写真には普遍的な真理が隠されているのです。今回も、アーウィットの代名詞とも言える「犬」の作品を中心に、希少価値の高いゼラチンシルバーのオリジナルプリント作品 約30点を展示致します。もちろん全てアーウィットのサイン入りです。何も情報を持たず、他人の意見や批評を頭にインプットせず、まずは見て感じて楽しんで頂ければと思います。

また、アーウィットの写真集も販売致します。売り切れの折は、ご容赦ください。

【作家からの一言】
私にとって写真とは観察の芸術だ。ありふれた場所で何かおもしろいものを発見することだ。自分が「何を」見ているかというのはあまり関係ない。それを「どのように」見ているか、がすべてである。写真家 エリオット・アーウィット

【エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt)略歴】
1928年 ロシア人の両親のもとにパリで生まれる。
1939年 11歳のときに家族でアメリカに移住。
1944年 ハリウッドで過ごし、写真現像所で働く。
  映画スターのブロマイドを制作する暗室でのアルバイトで写真への興味を深めた。
  その後、ロサンゼルス・シティー・カレッジに進学して実際に写真を撮り始めた。
1949年 ニューヨークで写真家として本格的に活動を開始する。
  エドワード・スタイケン、ロバート・キャパ、ロイ・ストライカーらと出会う。
  彼らはアーウィットの写真を評価、その後の写真家人生に大きな影響を与えた。
1951年 徴兵され、陸軍通信隊の一員としてドイツ、フランスなどで写真関連の任務
  を遂行。
1953年 ロバート・キャパに推薦されマグナム・フォトに参加する。
  ライフなどの写真雑誌を中心に次々と作品を発表。
1968年 マグナム・フォトの会長となり、その後3期務めた。
1971年 初のドキュメンタリー映画を制作する。この頃より映画と写真の作品を
  交互に手掛けるようになる。
1987年 写真の仕事に戻り、集大成の写真集と写真展の準備に取りかかる。以降、
  今日まで数多くの写真集を刊行している。

<個展>
大規模な写真展もニューヨーク近代美術館を始め世界各地の代表的な美術館で開催。

<受賞>
1951年 ライフ誌の写真コンテスト新人賞受賞。
2011年 NYの国際写真センターより功労賞受賞。

<写真集>
「我々は犬である」「ふたりのあいだ」「美術館に行こうよ!」などの他、最新作に、”Home Around the World” (aperture, 2016)がある。

【写真展概要】
名  称 : エリオット・アーウィット写真展『ウィット&ユーモア』
作 品 数 : 約30点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
協  力 : マグナム・フォト東京支社
期  間 : 2017年3月6日(月)~4月15日(土) ※休館日を除く
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 700円(税込)
URL : http://artgallery-m84.com/?p=3769
以上

<エリオット・アーウィット写真展『ウィット&ユーモア』代表作品>
par42295_convert_20161209133619
クレジット:New York City, 1946. © Elliott Erwitt / Magnum Photos
Title : New York City, 1946.
Edition:Open
Signature : Yes、
Print Paper Size:16 x 20inch
Media:baryta paper
Print Method:Gelatin Silver Print
予価 : 680,000円(税別・額装込)

以上