M84企画作品展『版画2025 今の今』SOLD作品

M84企画作品展『版画2025 今の今』SOLD作品

Title : What They Taught Me、Artist : Yukie Dan     
Printed : 2025、Edition:1/5、Signature : Yes
Image Size: 280 x 400mm、Paper Size: 370 x 480mm
Print Method:Woodblock printing on japanese paper、Frame Size:410 x 525mm

Title : Spectators、Artist : Yukie Dan
Printed : 2025、Edition:1/5、Signature : Yes
Image Size: 280 x 400mm、Paper Size: 370 x 480mm
Print Method:Woodblock printing on japanese paper、Frame Size:410 x 525mm

Title : Today’s Catch、Artist : Yukie Dan     
Printed : 2025、Edition:1/5、Signature : Yes
Image Size: 230 x 160mm、Paper Size: 310 x 240mm
Print Method:Woodblock printing on japanese paper、Frame Size:318 x 258mm

Title : A Big Palm Tree、Artist : Yukie Dan     
Printed : 2025、Edition:1/5、Signature : Yes
Image Size: 225 x 160mm、Paper Size: 315 x 240mm
Print Method:Woodblock printing on japanese paper、Frame Size:318 x 258mm

M84企画作品展『版画2025 今の今』展示の様子

2025年10月27日(月)より開催しているM84企画作品展『版画2025 今の今』ですが、技法も表現方法もモチーフもすべてが素敵で、個性的な作家3人による作品展です。来場されたお客様も作家それぞれの表現(具象・象徴・抽象)を楽しまれています。

七菜乃写真展『IN ザ ROOM』を開催

Art Gallery M84は、2025年11月17日(月)より七菜乃写真展『IN ザ ROOM』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第160回目の展示として実施する個展です。
裸は生まれながらに誰もが持つものであり、本来は自然で豊かな存在です。写真展『IN ザ ROOM』は、写真家七菜乃さんが2年間の自宅撮影を通して「裸が日常に息づく姿」を写し出しました。裸を「隠すもの」ではなく「共に在るもの」として捉えた自然な姿であり、その豊かな美しき作品を展示します。入場は、成人限定とさせて頂きます。

【作家からの言葉】
裸は、すべての人が生まれながらにして持っているものです。けれど社会の中で、裸はしばしば「性的なもの」として強く結びつけられ、隠され、排除されてしまう。私はずっと疑問に思ってきました。本当にそれは「いけないもの」なのだろうか、と。

もし誰かが人生で初めて目にする「裸」が、搾取や消費の対象としてではなく、もっと自然で、もっと人間的なものであったなら——その人の人生はきっと、より豊かなものになるのではないか。その思いが、私を「裸を撮る」という行為に向かわせています。

撮影の被写体は、SNSで募集しています。何度も撮影を重ねて親しくなった方にこちらからお声がけすることもありますが、基本的には自ら希望してくださった方を撮影しています。条件はただひとつ、大人であること、そして女体を持っていること。それだけです。だから作品に現れる身体は、特別に選ばれたものではなく、多様で、ありのままの人間の姿なのです。「撮影に参加したい」と思い、実際に参加してくれるという行為。そこからすでに作品づくりは始まっています。

コロナ禍で外出が難しくなった時期、私はモデルの家を訪ねたり、自分の家に招いたりして撮影を続けていました。やがて「もっと撮影したい」という思いが強くなり、自然光の入る広いスペースを求めて、アクセスのよい場所に引っ越しました。その家での二年間は、生活と制作が完全に重なり合う時間でした。日常の中で裸を撮ることは、特別な儀式ではなく、ごく自然な営みとして息づいていったのです。

私はこれまで「個のヌード」と「集団ヌード」の両方を撮り続けてきました。ひとりの身体には、その人が歩んできた時間や経験が宿り、ありのままの存在として画面に現れます。一方で、複数の身体が並ぶ集団ヌードでは、個々の違いが際立ちながらも、互いに響き合い、重なり合い、その場にしか生まれない関係性が立ち上がってきます。

撮影の場は、決して張り詰めたものではありません。裸であることを必要以上に強調するのでもなく、特別な緊張に支配されるのでもなく、むしろ穏やかで、賑やかで、ときに笑い声が混じるような空間です。そこでは裸は「異質なもの」ではなく、自然で、安心して共にできる状態として受け入れられます。だからこそ、身体が並び合うとき、その場の明るさや温かさまでが画面に映り込んでくるのです。

柔らかな自然光に照らされた身体は、花や布、鏡と溶け合い、裸そのものが風景の一部となります。個と集団のヌードが交わりながら、場全体は一つの大きな呼吸のように広がっていきます。そこに見えるのは、人間が「共に在る」ということの、素朴で豊かな姿です。

裸は本来、性的に消費されるための記号ではなく、もっと自由で、多様で、豊かな可能性を持っている。私はそのことを伝えたいと思い、これからも撮り続けていきます。

【七菜乃(なななの/nananano)氏の略歴】
身体と光の関係を通して人の存在と共生の美を探る写真家。
主にヌードを題材に国内外で撮影・発表を行い、個展やグループ展のほか、
写真集『LONG VACATION』『裸体というドレス』『My Aesthetic Feeling』などを刊行している。

【個展・二人展歴】
2015年07月「NANANANO reflex instax minifilm Exhibition」リトルモカ(台北・台湾)
2015年10月「女体愛好家 七菜乃による七菜乃展」アツコバルー(東京・渋谷)
2015年12月「裸体というドレス」神保町画廊(東京・神田)
2017年03月「おひななの祭 2」BAR 星男(東京・新宿)
2017年09月「My Aesthetic Feeling」神保町画廊(東京・神田)
2018年02月「トレコス/アトリエサード刊出版記念展」Span Art Gallery(東京・銀座)
2018年03月「おひななの祭 3」BAR 星男(東京・新宿)
2018年09月「七菜乃写真展」B-FLAT BAR(東京・恵比寿)
2018年11月「裸ノ神殿」清アートスペース(東京・四ツ谷)
2019年03月「おひななの祭 4」BAR 星男(東京・新宿)
2019年05月 二人展「ミニアリーイコール(大塚咲)」弘画廊(恵比寿)/Pulp(大阪)
2020年07月 二人展「七光(光宗)」清アートスペース(東京・四ツ谷)
2020年08月 芸術新聞社「写真集My Aesthetic Feeling出版記念」神保町画廊(東京・神田)
2021年04月「#おうちヌード」神保町画廊(東京・神田)
2021年08月 芸術新聞社「写真集 裸体というドレス出版記念」神保町画廊(東京・神田)
2021年09月「凪」神保町画廊(東京・神田)
2022年02月「STILL LIFE」神保町画廊(東京・神田)
2022年08月「LONG VACATION」神保町画廊(東京・神田)
2022年12月「in the room」新宿眼科画廊(東京・新宿)
2023年07月「Like the blue sky」神保町画廊(東京・神田)
2025年01月「ジョージアにて」神保町画廊(東京・神田)
2025年08月「手のけしき、夏のかげ」GALLERY futari(東京・矢口渡)
2025年09月「It is here, truly.」神保町画廊(東京・神田)

【グループ展歴】
2016年02月「虚ろの国のアリス展」ヴァニラ画廊(東京・銀座)
2018年06月 Span Art Gallery企画「銀座ねこ集会展」東京交通会館(東京・有楽町)
2021年09月「9月の光と風・展」ギャラリーベルンアート(大阪・西天満)
2022年09月「icon contemporary Photography」AXIS Gallery(東京・六本木)
2022年09月「Exhibition π」渋谷藝術 神南ギャラリー(東京・ 渋谷)
2023年05月「BEYOND THE AGES / PORTRAIT」Sansiao Gallery(東京・日本橋)
2023年09月「icon contemporary Photography 2023」AXIS Gallery(東京・六本木)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 七菜乃写真展『IN ザ ROOM』
作 品 数 : 約20点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2025年11月17日(月) ~ 23日(日) 
場  所 : Art Gallery M84 Right Room
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 500円(L・R共通)
URL :  http://artgallery-m84.com/?p=15082

【七菜乃写真展『IN ザ ROOM』代表作品】              © nananano

       © nananano

       © nananano

以上

本間理恵子写真展『cube ー 繋がり、隔たり』を開催

Art Gallery M84は、2025年11月17日(月)より本間理恵子写真展『cube – 繋がり、隔たり』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第159回目の展示として実施する個展です。
この世界には多くの情報が溢れている。 ネガティブな感情を引き起こすニュースや、匿名の悪意、言葉の凶器。それらに触れるとき、自分の殻に閉じこもり、現実から逃げ出したくなる。
『cube – 繋がり、隔たり』は、複雑な内面を持つ被写体と外側の世界との関わり方をも映し出そうとしている。誰かと繋がりたい願望と、それを叶えられない隔たりによる葛藤。現実からの逃避が、この作品の中心的なテーマである。ガラスの箱を一時避難所と見立て、傷ついた存在が身を寄せられる場所として描いている本間理恵子の写真展である。

自分の弱さを受け入れて生まれたこの作品には、もし同じように傷ついた人がいたなら、その心をそっと守る場所であってほしいという願いが込められている。

作品に登場するガラスの箱は、内側を人の心、外側を現実世界とみなし、その二つを分離する境界を表現している。一見すると孤独で閉塞的なこの箱は、ストレスの多い現実から一時的に逃げ込める「心のシェルター」とも言える。

本間は撮影時、被写体に基本的に指示を出さない。透明な箱の内側には外からの声も環境音も届かない。 自身の息遣いだけを感じながら、被写体は何を考え、どのように動くのか。 箱の内側は他者が干渉できない世界となる。同時に、この作品は複雑な内面を持つ被写体と外側の世界との関わり方をも映し出そうとしている。誰かと繋がりたい願望と、それを叶えられない隔たりによる葛藤。本間自身にも心のシェルターが必要だった。

【作家からの一言】
私の作品には、「逃避」「心のシェルター」「救済」というテーマが根底にある。それは決して現実から目を背けるという意味ではなく、生き抜くために選ばれる、静かな戦略のようなものだ。

写真を撮る理由は、長いあいだ自分でもわからなかった。けれど、作品を作り続けるうちに気づいたのは、私が形にしているのは、祈り、夢の断片、心に沈殿した感情たち——言葉にならなかった感覚の集積だったということ。

私の作品に登場する人物の多くは、顔を見せていない。それは特定の誰かを表現するのではなく、象徴的な存在として、見る人の感情や記憶を重ねられるようにしているためだ。
「個を消す」ことで生まれる余白に、鑑賞者自身の物語が入り込む。写真を撮ることは、私にとって自己表現であると同時に、自身と誰かをそっと救うための行為でもある。
逃げることは悪いことではない。その選択をした人々を静かに肯定し、写真を通して小さな救いを届けたい。それが、私が作品を作り続ける理由なのだと思う。

【本間理恵子(Rieko Honma)氏の略歴】
新潟市在住。2010年より独学で写真を表現手段に作品制作を始める。「白日夢」「少女たちの脆さ、不安定さ」「心の中と現実の境界線」などをテーマに写真によって形のないものに形を与えたいと思い表現し続けている。私にとって、写真を撮ることは現実逃避の手段でもある。どこか奇妙な空気感、いびつさがもつ美しさ、不完全であるがゆえの調和。不可思議な夢のような描写は、現実逃避願望のあらわれかもしれない。
伊坂幸太郎著『バイバイ、ブラックバード』新装版(双葉文庫、2021年2月)や李琴峰著『星月夜』(集英社、2020年7月)など、小説の表紙にも多数採用されている。

【受賞歴】
2020年「Photo Shoot Award NUDE 」3位入賞
2025年 アメリカ国際写真賞「IPA プロフェッショナル部門」優秀賞受賞

【個展・二人展歴】
2015年05月「Sink Into The Dream」Gallery NIW(東京・神楽坂)
2015年07月 二人展「photo op」MASATAKA COMTENPORARY(東京・日本橋)
2017年01月「raison d’être」BankART Studio NYK(横浜・海岸通)
2017年04月「REM」SHIRONE PRESSO(新潟・白根)
2021年12月「白日夢」フジフイルムスクエア(東京・六本木)
2022年03月「白日夢」SHIRONE PRESSO(新潟・白根)
2022年10月「anonymous」GALLERY uro(大阪・心斎橋)

【グループ展歴】
2015年12月「SHIBUYA STYLE vol.9」西武渋谷店(東京・渋谷)
2016年01月「ALITEFNATIVE! vol.3」Gallery Conceal(東京・渋谷)
2016年03月「PHOTO SQUARE」新風館(京都・烏丸通)
2016年10月「HOMMAGE」sansiao gallery(東京・日本橋)
2016年12月「SHIBUYA STYLE vol.10」西武渋谷店(東京・渋谷)
2017年12月「SHIBUYA STYLE vol.11」西武渋谷店(東京・渋谷)
2018年02月「ニュースターアートコレクション」松坂屋名古屋店(名古屋・栄)
2018年04月「REUNITE」MASATAKA CONTEMPORARY(東京・日本橋)
2018年03月「The Female Gaze」gettyimages gallery(UK・London)
2018年07月「FINE LINE」Sansiao Gallery HK(香港)
2022年09月「icon CONTEMPORARY PHOTO EXHIBITON Ⅱ」AXIS Gallery(東京・六本木)
2023年04月「BEYOND THE AGES/PORTRAIT」Sansiao Gallery(東京・日本橋)
2023年05月 éloquence「Le Japonisme」札幌文化芸術交流センター(北海道・札幌)
2023年07月「Harmonizing Fashion and Culture」札幌PARCO(北海道・札幌)
2023年09月「icon contemporary photography」AXIS Gallery(東京・六本木)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展概要】
名  称 : 本間理恵子写真展『cube – 繋がり、隔たり』
作 品 数 : 約20点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2025年11月17日(月) ~ 23日(日) 
場  所 : Art Gallery M84 Left Room
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 500円(L・R共通)/ 成人限定
URL :  http://artgallery-m84.com/?p=15056

【本間理恵子写真展『cube – 繋がり、隔たり』代表作品】      huzainoarika © Rieko Honma

      tsunagari hedatari © Rieko Honma

      tsumetai madoromi © Rieko Honma

以上

MASA ART 髙橋正宏企画展『Favorite』SOLD作品

MASA ART 髙橋正宏企画展『Favorite』SOLD作品

1.作家:紺野真弓、作品タイトル:1(61)、制作年:2024、サイズ:60x50cm、技法:アクリル・キャンバス

2.作家:きゃらあい、作品タイトル:前も後ろも見ないから ここにおるんよ、制作年:2025、サイズ:53×45.5cm、技法:アクリル・キャンバス

5.作家:きゃらあい、作品タイトル:つまらないニュースをみていた、制作年:2025、サイズ:22.7×15.8cm、技法:アクリル・キャンバス

11.作家:南花奈、作品タイトル:わたしの白薔薇、制作年:2025、サイズ:Φ20cm、技法:インク・鉛筆・アクリル・紙

12.作家:南花奈、作品タイトル:蝶々1、制作年:2025、サイズ:Φ10cm、技法:インク・鉛筆・アクリル・紙

13.作家:南花奈、作品タイトル:蝶々2、制作年:2025、サイズ:Φ10cm、技法:インク・鉛筆・ アクリル・紙

18.作家:河染波留可、作品タイトル:僕の隣には No.1、制作年:2025、サイズ:Φ40cm、技法:アクリル・アクリルガッシュ・ ウルトラマットメディウム・ 色鉛筆・ホワイトワトソン・ キャンバス

21.作家:河染波留可、作品タイトル:めでたい焼き、制作年:2025、サイズ:30x24cm、技法:アクリル・アクリルガッシュ・ ウルトラマットメディウム・ 色鉛筆・ホワイトワトソン・ キャンバス

22.作家:かさいはる、作品タイトル:romanticist5、制作年:2025、サイズ:22×27.3cm、技法:キャンバスに油彩、 アクリル、ダーマトグラフ、 色鉛筆

23,作家:かさいはる、作品タイトル:romanticist6、制作年:2025、サイズ:27.3x22cm、技法:キャンバスに油彩、 アクリル、ダーマトグラフ、 色鉛筆

24.作家:かさいはる、作品タイトル:romanticist7、制作年:2025、サイズ:27.3x22cm、技法:キャンバスに油彩、 アクリル、ダーマトグラフ、 色鉛筆

25.作家:かさいはる、作品タイトル:baby pink、制作年:2024、サイズ:20x20cm (ハート型)、技法:油彩・キャンバス

渋谷美鈴作品展『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』を開催

Art Gallery M84は、2025年11月3日(月)より渋谷美鈴作品展『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84 の第 158 回目の展示として開催される個展です。
『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』は、単なる写実ではなく、「女性の美に対する理想や憧れ」、そしてその中に潜む狂気や哀しみまでも写し出し、あわせ鏡を覗くような恐ろしさと同時に共感を呼び起こす作品展となります。入場は、成人限定とさせて頂きます。

渋谷は、美醜の価値観、その先にあるものを写し撮ろうとしています。かつて彼女は顔の造形に強くこだわっていましたが、次第に顔だけではなく「身体そのものの美しさ」や「内面に宿る神聖さ」に惹かれるようになり、女性の身体を彫刻的にとらえて神性や精神性を表現することへ意識が向かうようになりました。

シリーズ「goddess」では、ギリシャ神話に登場する女神や日本の神道における巫女をモチーフとした作品が多く見られます。撮影にあたっては、被写体となる女性にあらかじめ物語を伝え、その世界に身を委ねてもらうことで、無意識に現れる動きや眼差しを写し、彼女たち自身も気づかない深層の表情をすくいとっています。

※11月3日(月)17:00~18:00 写真家 渋谷美鈴氏による『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』をテーマに、ギャラリートークを予定。その後オープニングパーティーを開催します。(ギャラリートーク及びオープニングパーティーの参加費は、500円と致します。)

【作家からの一言】
私が女性を「美しく」撮りたい気持ちの根底には、日本画家・上村松園の言葉があります。
「女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである。」上村松園「棲霞軒雑記」『青眉抄』より

この言葉に私は深く共鳴し、単なる写実ではなく、「女性の美に対する理想やあこがれ」を表現したいと強く思うようになりました。その過程で、女性の姿に潜む狂気や哀しみをも写し撮り、あわせ鏡を覗くような恐ろしさと同時に共感を誘う作品を目指してきました。今回の展示は、長年向きあってきた「美とは何か」という問いと「内面に宿る輝き」を写す試みとなります。ご来場の皆さまには、私の美についての思索をご覧いただければ幸いです。

【渋谷美鈴(Misuzu Shibuya)氏の略歴】
1988年 兵庫県出身。
デザインを学んだ後、写真作品を作りたくなり、技術を学ぶため広告会社のスタジオアシスタントとなる。アシスタント業務をしながら作品を制作、また商業カメラマンとして独立した後も作品制作に取り組み続け今に至る。
【受賞歴】
2021 年 One Eyeland worldʼs Top10「ファインアート・ヌード部門」銅賞受賞
2021 年 PX3(パリ写真賞)「広告ビューティー部門」銀賞受賞
2022 年 PX3(パリ写真賞)「広告ビューティー部門」銅賞受賞
2022 年 TIFA(東京国際写真賞)「広告ビューティー部門」銀賞受賞
2025 年 PX3(パリ写真賞)「広告ビューティー部門」銅賞受賞

【個展歴】
2020 年 10 月「MIRROR」Gallery Nadar(東京・南青山)
2021 年 04 月「Quiet」Art Gallery MAG(大阪・南森町)
2021 年 11 月「Dark side of the Moon」写真企画室ほとり Gallery(東京・浅草橋)
2024 年 03 月「goddess」大阪府立江之子島文化芸術創造センター(大阪・阿波座)

【グループ展歴】
2018 年 10 月「Anna Uchiyama」New Jorg Gallery(Kalmthout・Belgium)
2018 年 11 月「Anna Uchiyama」Galerie Rachel Hardouin(Paris・France)
2019 年 11 月「Rencontres Photographiques du 10e」Galerie Rachel Hardouin(Paris・France)
2021 年 11 月「Ethereal A Modern Romance」Galerie Joseph Le Palais(Paris・France)
2022 年 05 月「IMAGINATION MILAN」Collater.al Photography(Milano・Italy)
2022 年 05 月「IMAGINATION PARIS」Galerie Joseph Le Palais(Paris・France)
2022 年 09 月「IMAGINATION MILAN」Collater.al Photography(Milano・Italy)
2022 年 09 月「icon CONTEMPORARY PHOTO EXHIBITON」AXIS Gallery(東京・六本木)
2023 年 04 月「BEYOUD THE AGES/PORTRAIT」Sansiao Gallery(東京・日本橋)
2024 年 11 月「ART ICON“Corporeality”」Bastille Design Center(Paris・France)
2025 年 06 月 写真展「アートの競演 2025 白夜」Art Gallery M84(東京・銀座)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【作品展概要】
名  称 : 渋谷美鈴作品展『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』
作 品 数 : 約25点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能。
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2025年11月3日(月) ~ 8日(土) 
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 無料(ギャラリートークとオープニングパーティーの時間を除く)
URL :  http://artgallery-m84.com/?p=15055

【渋谷美鈴作品展『Eclipse ― 美はどこに宿るのか ―』代表作品】

            Ereshkigal #02 © Misuzu Shibuya

            Timeless #01 © Misuzu Shibuya

            Shaman © Misuzu Shibuya

            Dark side of the Moon Anna#01 © Misuzu Shibuya

            Flora #02 © Misuzu Shibuya


               以上

M84企画作品展『版画2025 今の今』を開催

 Art Gallery M84は、2025年10月27日(月)より M84企画作品展『版画2025 今の今』 を開催します。

今回の作品展は、Art Gallery M84の第 157回目の展示として実施する公募展です。
技法も表現方法もモチーフもすべてが素敵で、個性的な作家 3人による作品展です。作家達がそれぞれの魅力を作品に閉じ込めました。今回展示される作品は、全て購入可能です。それぞれの表現(具象・象徴・抽象)に、是非ご注目ください。

芸術において版画の表現は、あらゆる可能性を探り得る表現方法としてアートの最前線にあっても良いはずです。その多様な表現が、現代社会におけるアートのあり様を再考する足がかりになることを願います。

【作家からの一言】
◆身近に感じる自然の美しさや気づきからイメージを得て表現しています。うつろう季節の中で心惹かれる瞬間の記憶を心象風景としてモノタイプ版画にて制作しています。Misaki Tsuyuca

◆馴染みのコーヒーロースターを題材とし、それをただ写実的に表現するのではなく、銅版画の技法を複数組み合わせて、自身が体験した雰囲気や心情を作品に投影した主観的な表現を目指した。(シュガーチント、アクアチント、ソフトグラントエッチング、雁皮刷り)西村 広

◆ある時から、旅先でスケッチをするようになった。何か心惹かれる対象があった時には、正確な記録として写真も撮るが、手でも描く。手で描くとなると集中して観察しなければならない。時間もかかる。それでも写真のほんの一部しか描けない。でも、旅先スケッチをするようになって発見したのだが、対象を写し取ろうとする集中力が、その時の匂いや光の感じ、周りの音などにも広がり、その瞬間を立体的に、生っぽく記憶しやすいのだ。この記憶の再現装置のような働きに気づいてからは、日常でもスケッチブックを持ち歩くようになった。
 ぺらぺらとスケッチブックをめくりながら、描かれた対象と共に、その周りに存在した「あの時のあの感じ」を思い出しつつ、何かが浮かび上がってくることがある。それを表わすには、どんな色が、どんな構図が、と繰り返し手を動かしているうちに、もともとのドローイングとつながりがあるような、ないような、独立した画面がだんだんと現れてくる。別にお金になるわけでもないのに、やたらと熱心に取り組んでいる私の記憶の遊び。ダン ユキエ

注)版画は、大きく4つに分類される。凸版画、凹版画、平版画、孔版画である。また、印刷する版面の種類によって木版画、銅版画、石版画、シルクスクリーンに分類される。版の凹部をどう作るかで、直接法としてエングレービング、ドライポイント、メゾチント、間接法としてエッチング、アクアチントがある。平版画は、石版画、リトグラフと呼ばれている。孔版画は、ステンシルとシルクスクリーンである。

※当ギャラリーで版画作品の過去の展示は、個展として松本里美銅版画展、村山 密展、藤田 修展、池田満寿夫版画展などの四回開催。公募展としては写真展『アートの競演』での西村 広氏の銅版画アクアチント・雁皮刷りにインクジェットによるプリマグラフィープリントを併用した作品と山口 史男氏のリトグラフ作品がある

【出展作家 : 敬称略・順不同】
Misaki Tsuyuca(みさきつゆか)、西村 広(Hiroshi Nishimura)、ダン ユキエ(Yukie Dan)

【Misaki Tsuyuca (みさきつゆか)氏略歴】
神奈川県出身
武蔵野美術大学 造形学部油絵学科卒業
日常生活からの気づきや記憶を心象風景として版画やドローイングで表現しています。
《主な展示歴》
2022年11月 個展「Tsuyuca Misaki Exhibition」ギャルリvent(東京・銀座)
2024年12月 三人展「冬のみたり展」佐助カフェ (神奈川・鎌倉)
2025年02月 グループ展「颯展 -紙の作品展-」ギャルリvent(東京・銀座)
2025年07月 グループ展「Marble Pople」ギャルリvent(東京・銀座)
2025年09月 GINZAエキシビジョン「エコール・ド・カマクラ」WABI Gallery(東京・銀座)

【西村 広(Hiroshi Nishimura)氏略歴】
企業のスタジオでの撮影を中心に活躍する傍ら、ネイチャーフォトの撮影をライフワークとしている写真家。2024年4月より版画家の藤田修氏に師事し銅版画を学び始める。現在は様々な銅版画の技法を習得しながら、自身の目指す表現を模索中。
日本写真家協会(JPS)正会員、日本風景写真家協会会員
《受賞歴》
2012年05月 第9回ナショナルジオグラフィック日本版写真コンテスト 海外特別賞受賞
《主な展示歴》
2008年03月 個展「Plants」富士フォトサロン(東京・六本木)
2009年02月 個展「Creatures」Gallery f・route(神奈川・横須賀)
2012年08月 個展「Island 360」珈琲園ギャラリー(東京・神田)
2015年09月 個展「Creatures 3」珈琲園ギャラリー(東京・神田)
2019年01月 写真展「アートの競演2019寒月」Art Gallery M84(東京・銀座)
2019年07月 JPS新入会員展「私の仕事」アイデムフォトギャラリーシリウス(東京・新宿)
2021年11月 JPS同期展「Seamless」富士フォトギャラリー(東京・銀座)
2022年09月 写真展「Chiaroscuro」レボン快哉湯(台東区・下谷)
2022年09月 日本風景写真家協会展「精密風景」OM SYSTEM GALLERY(東京・新宿)
2024年07月 写真展「アートの競演 2024白雨」Art Gallery M84(東京・銀座)
2025年01月 写真展「アートの競演 2025冬晴」Art Gallery M84(東京・銀座)
2025年07月 JPS同期展「DIVERSE」OM SYSTEM GALLERY(東京・新宿)
2025年02月 日本風景写真家協会展「瞬感風景」OM SYSTEM GALLERY(東京・新宿)
2025年06月 写真展「アートの競演 2025白夜」Art Gallery M84(東京・銀座)

【ダン ユキエ(Yukie Dan)氏略歴】
名古屋市出身、沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画科卒業
その後、日墨交流計画にてメキシコへ留学
2008年 帰国後、名古屋のアートスペースdotにて制作
2013年 ブラジルのサルヴァドール・ダ・バイーアに滞在
2014年 ベナン共和国コトヌー市のアーティスト・イン・レジデンス
     “Kulturforum Sud-Nord”にて滞在制作
2016年 帰国後、東京を拠点に制作
《受賞歴》
2008年 群馬青年ビエンナーレ2008(群馬県立代美術館) 入選
2008年 P&E2008(ARTCORT Gallery) 入選 
2008年 ART CHALLENGE 2008(愛知県立藝術文化センター)入賞
2024年 第67回CWAJ現代版画展(代官山ヒルサイドフォーラム)入選
《主な展示歴》
2005年 個展「Los Sabores」La Taza de Los Sueños、
   「Sombra Luminosa」Laboratorio Arte Contemporaneo( MX・メキシコシティー)
2014年 個展「L’INVITATION AU ROYAUME DE MARGOUILLAT」Café des Arts chez Carine、
   「LES VOIX DES OISEAUX ET DES VAGUES」La Cabane du Pêcheur(PEN・コトヌー)
2016年 個展「Woodblock Prints」Los Barbados(東京・渋谷)
2016年 個展「Watercolors of Benin & Woodblocks of Tokyo」BAOBAB Kichijoji(東京・吉祥寺)
2017年 個展「Woodblocks & Horizon」saule branche shinchõ (青森・八戸)
2018年 個展「Oil Paintings & Woodblocks」KAKULULU(東京・池袋)
2019年 二人展「マンボウ、宇宙、明日のパン」 Tri ギャラリー(東京・御茶ノ水)
2021年01月 二人展「門内ユキエ・濱比嘉詩子」 Tri ギャラリー(東京・御茶ノ水)
2022年09月「Art Potluck Art Fair」 スタジオ D21(東京・四谷)
2022年11月「羅針盤セレクション6人展」アートスペース羅針盤(東京・銀座)
2023年08月 個展「Pimenta」saule branche shinchõ(青森・八戸)
2023年10月 個展「Pimenta」Los Barbados(東京・渋谷)

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【版画展概要】
名  称 : M84企画作品展『版画2025 今の今』
作 品 数 : 約25点
販  売 : 展示作品は、全て購入可能
主  催 : Art Gallery M84
期  間 : 2025年10月27日(月) ~ 11月1日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 会期中無休
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com/?p=15052

《M84企画作品展『版画2025 今の今』 代表作品》         © Misaki Tsuyuca

      © Hiroshi Nishimura

      © Yukie Dan