ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』展示の様子

2024年6月10日(月)より開催しているウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』ですが、何人かのお客様からアジェの写真が凄く魅力的なのは何故かと問われ、「レンズの限界を超えて蛇腹でアオリ、周囲がケラレても水平垂直に拘り水平垂直を真っ直ぐに絵の様に見える撮り方をしている。これがシュールレアリスムと感じる由縁かも。」と答えると、「なるほど言葉で言えなかったが確かに絵の様に見える。学生時代から約50年近く疑問だった。今日、その理由が分かった。」どこかに書いてて欲しいと言われ、嬉しそうにお帰りなった。

以上

飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』を開催

Art Gallery M84は、2024年7月15日(月)より飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84で第142回目の展示として実施する一般公募展です。前回ご来場のお客様に、出展されている方のお知り合いですかとお聞きすると、「作家の知り合いではないが知人から行って見てきたらと言われて来た。」とのことで、入った瞬間から目を輝かせて拝見され、どうやって撮ったのかと不思議そうであり、「来て良かった。楽しかった。」と言ってお帰りになリました。他のお客様からは「公募展は、画一的な展示が多い中で、作風も、サイズも、フレームも違う、個々に作品に合う額装で展示されているのは珍しいですね。作品の個性が生きてます。写真なのか絵なのかと考えてしまうが、それはどうでも良くて、作品として魅力的なのかどうかの方が重要ですものね。レベルが高い作品ばかりで、素晴らしいです。」とのお話しを頂きました。まさに写真芸術の不思議な展示です。

1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目され、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思っております。そして、写真の価値を高めたいと思い開催しております。前回のM84賞の受賞作品(http://artgallery-m84.com/?p=12567)は、台湾出身のユアン(Yuan)氏の作品『創造』ですが、パスタやパウダーなどを黒の背景と合わせ、自由な想像の世界をスタイリッシュにデザインし、創作する際の高揚感と想像の可能性を込めて制作されたアート作品です。本展示の代表作品にもなっております。今回も次の賞(M84賞、 G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を設定しておりますが、なか日には判明する予定です。

作家本人がアートと思う作品です。これはなんだと考えさせるなんとも不思議な作品、今まで見た事の無い美しい作品、ずっと眺めていても飽きない作品、見ているだけで癒される作品など、あなたの感情や感覚を揺れ動かすお気に入り作品に出会えるチャンスです。見る人に理解されない作品もあるかもしれません。作家は、感情や感覚を表現する事が大切です。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。アートは主観的であり、美は見る人の心の中にあります。お互いのアート性を競っているかのような、写真を芸術として創作した約25点の作品を展示いたします。

作品をお部屋に飾りたい、又は収集して眺めたいと思う作品が見つかるかもしれないのが飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』です。部屋に飾りたいと思って作品を観るのと、単に作品を眺めるのでは違うのです。作品を飾ろうと決めたら、考えることや気づくことが沢山あります。是非、どれかを飾ろうと思って作品を見てください。

※オープニングにて作品説明等「7月15日(月)18:00~」とクロージングにて賞状授与等「7月27日(土)16:00〜」を予定しております。

M84開設1周年を記念して開催(2014.7.21〜)した写真展「人それぞれ」、その後、名称を写真展『アートの競演』に変更、年に2回開催、今回で21回目の開催となります。
今回の募集要項 ☞ http://artgallery-m84.com/?page_id=12

【出展作家】12名(敬称略・申込順)
植村 由理(ウエムラ・ユリ)、山口 史男(ヤマグチ・フミオ)、ikki(イッキ)、野田 光治(ノダ・コウジ)、豊吉 雅昭(トヨヨシ・マサアキ)、André van Rensburg(アンドレ・ファン・レンスブルグ)、Yuan(ユアン)、西村 広(ニシムラ・ヒロシ)、谷 明(タニ・アキラ)、降旗 良房(フリハタ・ヨシフサ)、北尾 辰也(キタオ・タツヤ)、冨田 陽子(トミタ・ヨウコ)等。

 Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。

【写真展開催概要】
名  称 : 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』
作 品 数 : 約25点
主  催 : Art Gallery M84
協  力 : G.I.P.Tokyo、(株)フレームマン
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
応  援 : 入場者は気に入った作品にメッセージを投稿できます。
展示期間 : 2024年7月15日(月) 〜 7月27日(土)
場  所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電  話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日16:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入   場 : 無料
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=13097

<飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』の代表画像とDM画像>

クレジット : Creation © Yuan / M84

大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』SOLD作品

大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』SOLD作品

1.大坂寛 小作品 Printed : 2024 12番
 Print Method : Inkjet Print、フレーム : 真鍮、ガラス、Frame Size:155 x 205mm

2.大坂寛 小作品 Printed : 2024 3番
 Print Method : Inkjet Print、フレーム : 真鍮、ガラス、Frame Size:155 x 205mm

3.大坂寛 記憶の海 作品6番 Printed : 印刷原稿用(硫化調色)
Edition:Open、Signature : Yes、Image Size: 250 x 250mm
Print Size:370 x 280mm、Media:baryta paper、Print Method : Gelatin Silver Print

4.大坂寛 記憶の海 作品5番 Printed : 印刷原稿用(硫化調色)
Edition:Open、Signature : Yes、Image Size: 250 x 250mm
Print Size:370 x 280mm、Media:baryta paper、Print Method : Gelatin Silver Print