2024年7月15日(月)より開催している飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』ですが、今回も知人から見てきたらと言われて来たお客様が多いですが、皆さん『こんな発想無かった、面白い。』と言って下さってます。アートの写真に取り組まれている方が今回も来場され、都心でこんな考えの公募展を10年以上継続している事にびっくりされていた。地方で趣旨を広げ賛同者を増やしたく願って活動を主導されているが、なかなか中央では受け入れ難いものがあり難儀されているようだ。日本の写真会は、華道、茶道、書道と同じ様にヒエラルキーで運営されていることから、如何とも仕難い事である。真逆の私の話しを真剣にお聞き下さり嬉しい限りである。




































飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』SOLD作品
飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』SOLD作品
1..Title : 予兆 作家 :ユアン 撮影地:自宅 x2
Shooting : 2024、Printed : 2024、Edition:Open
Signature : Yes、Image Size : 415 x 275㎜、Print Paper Size:425 x 285mm
Print Method:Gelatin Silver Digital Color Print、Mat・Frame Size:530x 420mm
2.Title : Flower Condition Series、作家 : 植村 由理(ウエムラ・ユリ)
Year Taken/Printed:2017、Edition : 3/3、Signature : Yes、
Image Size : 230 x 310㎜、Print Paper Size : 277 x 355㎜、
Print Method : Gelatin Silver Print、Media : baryta paper 、Frame size : 405 x 505㎜
飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』SOLDグッズ
飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』SOLDグッズ
1.珈琲猫写真集 著者:YUAN 出版社:日本写真企画 発行: 2023 サイズ:185x260x10mm x6
2,コラージュ作品集 写真と版画の狭間に 出版社 : Independently published
発売日 : 2022/12/11、サイズ : 148 x 38 x 210mm、63頁 著者 : 山口史男 x4冊
3.ポストカードプリント 題 : 目の奥に残るもの12.21 豊吉 雅昭 サイズ:100×150 x4
4.ポストカードプリント 題 : 信号はどこに 3.9 豊吉 雅昭 サイズ:100×150 x1
5.ポストカードプリント 題 : 信号はどこに 7.26 豊吉 雅昭 サイズ:100×150 x2
6.簡易プリント 題: TOPOS Study -A 谷明 イメージサイズ:230x170mmプリントサイズ:297x210mm
池田満寿夫版画展『はっとり・よしをコレクション』を開催
Art Gallery M84は、2024年7月29日(月)より 池田満寿夫版画展『はっとり・よしをコレクション』を開催致します。今回の作品展は、Art Gallery M84で第143回目の展示として実施する「版画家であり、作家・映画監督・陶芸家などの他、テレビ界でも活躍し、従来の枠にとどまらず多才に活躍した芸術家 池田満寿夫」の版画展です。
ピカソやミロも絵をやり、彫刻をやり、版画をやり、陶器も作った。池田満寿夫はその上、小説を書いて芥川賞をとり、写楽の浮世絵を探求、写真もやり、舞台も映画も作り、テレビにも多く出演、この多才ぶりを日本の美術界は遠巻きに見ていた。日本の美術界は各種団体の有力者が牛耳っている。以上の活躍から、生前から正当な評価を受けていたとは言いがたい。また、版画、陶芸などについての本格的な評論は生前も、死後も数少ない。しかし、どれを見ても彼の作品は一流である。
今回は、池田満寿夫と親交が有った日本有数のアートコレクターでもあるはっとり・よしを氏のコレクションから選定したもので、1968年発表の「靴の裏側 (1969年第8回国際版画展ユーゴスラビア芸術アカデミー賞受賞作)」から1991年制作の「動物の祭り」までの約32作品を展示致します。エロスの作家といわれるように官能的な版画作品が多いです。版画好きな方や池田満寿夫ファンの方々も是非ご覧ください。
M84は、主に写真作品を展示するギャラリーでありますが、過去にも油彩、水彩画、版画も展示しました。今回も作品を創作するとの観点から版画作品 (ドライポイント・アクアチント・メゾチント・ソフトグランド・リトグラフ・エッチング)を展示致します。写真を撮る人には、写真展しか見ない方も多くいます。なので、M84では、できる限り他では見る機会の少ない写真作品を心掛けて展示してきました。それでも写真展だけ見ていては、アートの観点で気づかない事も多いと思います。写真のアート作品は創作です。
【略歴】芸術家・池田満寿夫(イケダ・マスオ)氏
1934年、旧満洲国奉天市に生まれる。1945年、中国・張家口で終戦を迎え、母の郷里長野市に帰国。
芸大を数度受験して失敗。東京に出て油彩絵画の他、版画の技法を瑛九に学んだが、自己流を通した。
版画作品が評価されるようになったのは、東京国際版画ビエンナーレ展で日本人審査員は全く評価しなかったが、ドイツ人美術評論家でもあるヴィル・グローマン博士の「ここに東洋がある。日本の能面に通じる簡潔な美がある」と〝東洋の影〟を指摘して絶賛を浴びる。そのドライポイントを主にした版画が、ヴェネチア・ビエンナーレ版画部門でも評価を受けると共に、アメリカに招聘され、イーストハンプトンにアトリエを構える。その後、1977年に衆知の小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞受賞。続いて同作品の映画化で監督。音楽を担当したのがパートナーでヴァイオリニストの佐藤陽子である。その多才ぶりに当時、話題をさらい時の人となる。その後、陶芸界にも挑戦し多数の作品を発表。1997年(63歳)急性心不全で死去。死後、新聞各紙には「多才さが日本での評価を妨げ」など池田満寿夫を惜しむ美術評論家らの追悼文が掲載された。
【受賞歴】
1960年 第2回東京国際版画ビエンナーレ展文部大臣賞受賞
1961年 第2回パリ青年ビエンナーレ展版画部門優秀賞受賞
1962年 第3回東京国際版画ビエンナーレ展東京都知事賞受賞
1964年 第4回東京国際版画ビエンナーレ展国立近代美術館賞受賞
1966年 第1回クラクフ国際版画ビエンナーレ展入賞
1966年 第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ展版画部門国際大賞受賞
1967年 第17回芸術選奨文部大臣賞受賞
1969年 第8回国際版画展ユーゴスラビア芸術アカデミー賞受賞
1970年 第3回クラクフ国際版画ビエンナーレ展入賞
1970年 第17回アメリカ国内版画展入賞
1977年「エーゲ海に捧ぐ」で 第77回芥川賞受賞
Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。
【作品展概要】
名 称 : 池田満寿夫版画展『はっとり・よしをコレクション』
作 品 数 : 約32点
主 催 : Art Gallery M84
協 力 : 共進工業株式会社社長 はっとり・よしを
作品購入 : 展示作品は、購入可能
展示期間 : 2024年7月29日(月) 〜 9月7日(土)
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 800円
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=13189
【池田満寿夫版画展『はっとり・よしをコレクション』代表作品】
クレジット : Peacock 1981 @ Masuo Ikeda
以上
ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』SOLD作品
ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』SOLD作品
3-3. Groupe de Castor et Pollux
ATGET © Arch. Phot. Paris spadom
Issue : 1981、Edition:100/100、Signature : No、 Print Paper Size:237 x 177mm
Print Method:Gelatin Silver Print、Mat・Frame Size:450 x 550mm
ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』展示の様子
2024年6月10日(月)より開催しているウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』ですが、何人かのお客様からアジェの写真が凄く魅力的なのは何故かと問われ、「レンズの限界を超えて蛇腹でアオリ、周囲がケラレても水平垂直に拘り水平垂直を真っ直ぐに絵の様に見える撮り方をしている。これがシュールレアリスムと感じる由縁かも。」と答えると、「なるほど言葉で言えなかったが確かに絵の様に見える。学生時代から約50年近く疑問だった。今日、その理由が分かった。」どこかに書いてて欲しいと言われ、嬉しそうにお帰りなった。




















































以上
飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』を開催
Art Gallery M84は、2024年7月15日(月)より飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84で第142回目の展示として実施する一般公募展です。前回ご来場のお客様に、出展されている方のお知り合いですかとお聞きすると、「作家の知り合いではないが知人から行って見てきたらと言われて来た。」とのことで、入った瞬間から目を輝かせて拝見され、どうやって撮ったのかと不思議そうであり、「来て良かった。楽しかった。」と言ってお帰りになリました。他のお客様からは「公募展は、画一的な展示が多い中で、作風も、サイズも、フレームも違う、個々に作品に合う額装で展示されているのは珍しいですね。作品の個性が生きてます。写真なのか絵なのかと考えてしまうが、それはどうでも良くて、作品として魅力的なのかどうかの方が重要ですものね。レベルが高い作品ばかりで、素晴らしいです。」とのお話しを頂きました。まさに写真芸術の不思議な展示です。
1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目され、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思っております。そして、写真の価値を高めたいと思い開催しております。前回のM84賞の受賞作品(http://artgallery-m84.com/?p=12567)は、台湾出身のユアン(Yuan)氏の作品『創造』ですが、パスタやパウダーなどを黒の背景と合わせ、自由な想像の世界をスタイリッシュにデザインし、創作する際の高揚感と想像の可能性を込めて制作されたアート作品です。本展示の代表作品にもなっております。今回も次の賞(M84賞、 G.I.P.Tokyo賞、フレームマン賞)を設定しておりますが、なか日には判明する予定です。
作家本人がアートと思う作品です。これはなんだと考えさせるなんとも不思議な作品、今まで見た事の無い美しい作品、ずっと眺めていても飽きない作品、見ているだけで癒される作品など、あなたの感情や感覚を揺れ動かすお気に入り作品に出会えるチャンスです。見る人に理解されない作品もあるかもしれません。作家は、感情や感覚を表現する事が大切です。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。アートは主観的であり、美は見る人の心の中にあります。お互いのアート性を競っているかのような、写真を芸術として創作した約25点の作品を展示いたします。
作品をお部屋に飾りたい、又は収集して眺めたいと思う作品が見つかるかもしれないのが飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨(はくう)』です。部屋に飾りたいと思って作品を観るのと、単に作品を眺めるのでは違うのです。作品を飾ろうと決めたら、考えることや気づくことが沢山あります。是非、どれかを飾ろうと思って作品を見てください。
※オープニングにて作品説明等「7月15日(月)18:00~」とクロージングにて賞状授与等「7月27日(土)16:00〜」を予定しております。
M84開設1周年を記念して開催(2014.7.21〜)した写真展「人それぞれ」、その後、名称を写真展『アートの競演』に変更、年に2回開催、今回で21回目の開催となります。
今回の募集要項 ☞ http://artgallery-m84.com/?page_id=12
【出展作家】12名(敬称略・申込順)
植村 由理(ウエムラ・ユリ)、山口 史男(ヤマグチ・フミオ)、ikki(イッキ)、野田 光治(ノダ・コウジ)、豊吉 雅昭(トヨヨシ・マサアキ)、André van Rensburg(アンドレ・ファン・レンスブルグ)、Yuan(ユアン)、西村 広(ニシムラ・ヒロシ)、谷 明(タニ・アキラ)、降旗 良房(フリハタ・ヨシフサ)、北尾 辰也(キタオ・タツヤ)、冨田 陽子(トミタ・ヨウコ)等。
Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。
【写真展開催概要】
名 称 : 飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』
作 品 数 : 約25点
主 催 : Art Gallery M84
協 力 : G.I.P.Tokyo、(株)フレームマン
作品購入 : 展示作品は、全て購入可能
応 援 : 入場者は気に入った作品にメッセージを投稿できます。
展示期間 : 2024年7月15日(月) 〜 7月27日(土)
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日16:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 : 無料
U R L : http://artgallery-m84.com/?p=13097
<飾りたいと思う写真展『アートの競演 2024白雨』の代表画像とDM画像>

クレジット : Creation © Yuan / M84
大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』SOLD作品
大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』SOLD作品
1.大坂寛 小作品 Printed : 2024 12番
Print Method : Inkjet Print、フレーム : 真鍮、ガラス、Frame Size:155 x 205mm
2.大坂寛 小作品 Printed : 2024 3番
Print Method : Inkjet Print、フレーム : 真鍮、ガラス、Frame Size:155 x 205mm
3.大坂寛 記憶の海 作品6番 Printed : 印刷原稿用(硫化調色)
Edition:Open、Signature : Yes、Image Size: 250 x 250mm
Print Size:370 x 280mm、Media:baryta paper、Print Method : Gelatin Silver Print
4.大坂寛 記憶の海 作品5番 Printed : 印刷原稿用(硫化調色)
Edition:Open、Signature : Yes、Image Size: 250 x 250mm
Print Size:370 x 280mm、Media:baryta paper、Print Method : Gelatin Silver Print
大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』展示の様子
2024年5月13日(月)より開催している大坂寛新作展『モノクロ ヌード&風景 8×10』ですが、来場のお客様から『8×10密着焼きは、流石に美しいプリントですね。細部まで出ているのに柔らかい感じが良いです。立体感を感じます。』他の方から『ヌードの作品は見掛けなくなりましたね。芸術作品なのに、なぜですか?』と言ったお話がありました。

















































ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』を開催
Art Gallery M84は、2024年6月10日(月)よりウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』を開催致します。
今回の作品展は、Art Gallery M84の第141回目の展示として実施する個展です。アジェは、41歳のときから30年間に約8,000枚の写真を残しましたが、彼は自分の気持ちのおもむくまま写真を撮ったのではなく、パリ市歴史図書館などの購入者がおり,テーマを決めて計画的に撮影していました。写真展『シュルレアリスム』は、フランス国家が管理しているウジェーヌ・アジェが撮影したガラス乾板からフランス国家指定のプリンターが紙焼きした作品で、他では見ることが出来ない約35点を展示・販売致します。20世紀前後のパリの建築物や風景など失われる古きパリのイメージを撮影したものです。
【ウジェーヌ・アジェについて】
33歳の頃に画家を目指すも断念。その後、職業写真家を志し、芸術家や装飾家の制作の資料となる写真やパリの街並みや職人の姿、郊外の風景を撮影する。歴史的建造物、古い街並、店先、庭園、そこに住まう人々など、変わりゆく「古きパリ」を丹念 に撮影した。それらの写真は、パリの貴重な記録として、図書館や博物館に収められた。貴族の館から下層社会の人々の生活まで撮影したアジェは、率直で素朴な目で現実を捉え、現実を超えた世界を引き出した芸術家とみなされたのです。この事態のきっかけは、アジェとマン・レイの偶然の出逢いでした。アジェの近所に居を構えていたマン・レイは、その写真の魅力を見抜いて機関紙『シュルレアリスム革命』に掲載し、前衛芸術家の仲間たちへ写真を広めたのです。この頃から、アジェの作家性にスポットライトが当たりはじめ、 この後、マン・レイのアシスタントを務めていたベレニス・アボットによりアジェの存在は世界に波及していきます。また、アジェの死後、散逸の危機にあったプリントやガラス乾板を、もうひとりの貢献者であるニューヨークのギャラリスト、ジュリアン・レヴィの助けを借りて買い取り、アメリカでアジェの芸術性を広めていき、「近代写真の父」と称されるまでに評価が高まりました。『写真家の税関吏ルソーとまで呼ばれた』その作品の魅力をお楽しみください。
【ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)略歴】
1857年 フランス南西部ボルドー近くの町リブルヌに生まれる。
1863年 両親が若くして亡くなった為,叔父に引きとられ、パリに移り住む。叔父は
アジェを司祭職に就かせようと考え,神学校に通わせた。しかし,神学校を
中退し,商船の給仕となってヨーロッパ各地,北アフリカ,南米まで旅する。
1879年 フランス国立高等演劇学校に合格するが、兵役のため中退。
1881年 地方回りの役者になる。
1886年 生涯の伴侶となる女優ヴァランティーヌ・ドラフォスに出会う。
1886年 二人は一緒に旅回りを続けグルノーブル,ディジョン,パリ郊外で公演する。
1897年~1902年の間,妻ヴァランティーヌはラ・ロッシュで公演。
1898年 劇団を解雇され一人パリに戻る。パリに戻ったアジェは画家になろうとする。
41歳である。アジェが描いていたのは風景画である。印象派風の木を描いた
油絵画が残されている。しばらくして画家への道を断念する。ただ、画家に
なることを諦めた後も絵を描いている。アジェはこの少し前頃から写真を撮
り始めた。18×24センチのガラス乾板を使う木製の暗箱カメラで,レンズボ
ードを上下にあおれるものである。最初に手がけたシリーズは路上で商いを
する人々の写真である。
1899年10月にモンパルナスのカンパーニュ・プルミエール街17番地に引越してきた。
ここに死ぬまで住むことになる。モンパルナスは多くの芸術家が住んでいた。
アジェはアパートのドアに手書きの「芸術家の資料(documents pour artistes)」
という看板を掲げ,芸術家に写真を売る生活をはじめる。
画家に成ろうとしていたとき,多くの芸術家が作品の資料となる写真を求めて
いることを知ったためだ。ともあれ,アジェは生活のために写真をはじめた。
初期の路上の物売りシリーズを除いては朝に撮っていた。
建物を正確に撮ろうとすると,人や馬車がじゃまになるためである。
アジェ自身が作成したアルバムは次の7つがある。
1898年 ~ 1900年 パリの生活と仕事 146枚
1910年 パリの乗り物 57枚
1910年 パリの屋内:芸術的,絵画的そして中産階級の 54枚
1912年 パリの仕事,店そしてショーウィンドウ 59枚
1913年 古きパリの看板,そして古い店 58枚
1913年 パリを囲む城壁跡 56枚
1913年~1914年 パリの旧軍用地帯の住人の様子とその典型 62枚
1927年 シュルレアリスムの若い前衛芸術家たちの強い関心を惹きつけ、アンリ・ルソ
ーと共にシュルレアリスムの先駆者に数えられ、「写真家の税関吏ルソー」と
呼ばれた。
1927年8月 パリにて死去。
Art Gallery M84では、「アートを展示する場、鑑賞する場、作品を購入できる場」にとどまらず、アートを楽しみ、アートを通じての自己表現を志す方々が集える場所、アートの可能性を広げていく拠点になることを目指しています。プロ・アマを問わず、幅広く作家を紹介する企画を開催してまいります。
【写真展概要】
名 称 : ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』
作 品 数 : 約35点
販 売 : 展示作品は、全て購入可能。
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2024年6月10日(月) ~ 7月6日(土) ※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日
入 場 料 : 800円
URL : http://artgallery-m84.com/?p=12978
【ウジェーヌ・アジェ写真展-IV『シュルレアリスム』代表作品】
クレジット: À l’ Homme Armé, 25, rue des Blancs Manteaux, 1908 © Eugène Atget / M84
以上