2014年11月24日(月)より開催しているJITTER#02 M84写真展『ほの明るい と うす暗い』は、ロラン・バルトの写真論「明るい部屋」から着想の一つとして、光、像としての写真のあり方に着目し、”ほの明るい と うす暗い”という空間のテーマを設定。佐藤志保・畠山雄豪・人見将・山本顕史の4名それぞれが描く部屋の空間を感じてもらえる作品です。
ほの明るいの空間である畠山雄豪作品「その向こう」は、ほぼ真ん中あたりの作品を奥まったスペースに展示されているのが面白いのか来場者が必ず覗き込んでいる。また、山本顕史作品「タイトル未定」は、菊の後ろに鏡が有りそれが何か意味を感じて来場者を考えさせている。うす暗いスライド映写機を使っての品「もし、降り積もるのならば Ⅱ」は、なんだろうと不思議そうに見ている方が多いが、一つ一つが織鶴だと分かると感心しているようです。佐藤志保の作品「光学坊」は、ほとんど使われなくなったスライド映写機を使ってリバーサルフィルムでの表現に長椅子に腰掛けて見入っている方が多い。
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