Art Gallery M84は、2013年6月24日(月)より人見将写真展“審美”を開催致します。今回の作品展は、Art Gallery M84の第2回目の展示として実施する個展です。
写真展“審美”は、フォトグラムと言う古典的な技法による「窓から見た風景」や、スキャングラム技法等による25点(予定)からなる作品です。今回は最大274 cm×156.5cmの作品「ROAD」を含むオリジナルプリントを展示致します。
写真と言うジャンルをこえて、見る者の思考と絡み合って生まれる言葉に生らない体験そのものを形に変えているように感じます。フォトグラムと言う古典的な技法を操り、見る者に新しい感覚を呼び覚ます彼の風景をご覧ください。
※ 展示会場で、オープニングレセプション((6月24日(月) 18:00〜))を予定しておりますのでお誘い合わせの上、ご参加ください。
【人見将氏からの一言】
フォトグラム作品の制作を始めて5年、「あ、何かつかんだ」と思ったらするりと抜け出ていく。うなぎは一方向にしか泳げないそうだ。追い込んでいけば捕まえられるかもしれない。私が捉えたいのは影の中にある自由なのです。写真家 人見将
【人見将(ひとみまさる) 氏略歴】
1978年 埼玉県春日部市生まれ。
1998年 東京工業専門学校電気工学科卒、在学中に中古カメラ店に勤務、
独学で写真を学ぶ。
2004年 レジデンスプログラムにてメキシコに滞在する。
2008年 フォトグラム技法を使った制作を始める。
現在は高円寺から新宿にある小規模ギャラリーを中心に活動を行っているアウトサイダーアーティスト。リコーポートフォリオオーディション受賞者によるグループ「JITTER」としても活動している。
<個展>
2000年 「blues」楽風・浦和
2001年 「蜃気楼の灯」小野画廊2・銀座
2003年 「非・劇的な瞬間」ちめんかのや・沼袋
2004年 「青」他7作 百音、小杉湯、26日の月、ちめんかのや
2005年 「森」「うまれたての光」百音・高円寺
2006年 「感情の感覚」ATHA・京都
2012年 「窓から見た風景」Gallery Cafe 3・高円寺
「即興?写真」名曲喫茶カオリ座・大久保
<グループ展>
2004年 「TIERRA ASPERA」GALERIA NEBUROSA・メキシコ
2004年-2007年 「東川町フォトフェスタ」に出品
2004年-2012年 「東京シャッターチャンス展」に出品
2006年 「How are you, PHOTOGRAPHY?」に出品
2012年 佐藤志保、畠山雄豪、人見将による写真展「念力、滲透、輪郭」
リコーフォトギャラリーRINGCUBE・銀座
<受賞>
2006年 東川町フォトフェスタ・ストリート部門グランプリ受賞
2011年 リコーポートフォリオオーディション優秀賞受賞
【写真展概要】
名 称 : 人見将写真展“審美”
展示作品数 : 25点(予定)
主 催 : Art Gallery M84
期 間 : 2013年6月24日(月)~2013年7月6日(土) ※休館日を除く
場 所 : Art Gallery M84
所 在 地 : 東京都中央区銀座四丁目-11-3 ウインド銀座ビル5階
電 話 : 03-3248-8454
開館時間 : 10:30~18:30(最終日17:00まで)
休 館 日 : 日曜日及び展示の無い日
入 場 料 : 無料
URL : http://artgallery-m84.com
人見将写真展「審美」の代表作品 <窓から見た風景>
サイズ:508 x 610mm プリント:Gelatin silver print 制作:2012年
以上