ウジェーヌ・アジェ写真展-III『シュルレアリスム』展示の様子

2023年8月28日(月)より開催しているウジェーヌ・アジェ写真展-III『シュルレアリスム』ですが、時々来日されるカナダからのお客様は、美術館巡りをされている。彼曰く、某美術館が面白く無くなった。集客ばかり考えたコマーシャルリズムな展示でつまらない。お客に媚びている。以前の方がアートであった。ここは(M84)、いつ来てもアートである。誰にも媚びてない。との事。喜んで良いのかどうか? また、あるお客様は、アジェが好きなんで飛んできました。ひっそりと凄い展示をしているんですね。とお声を掛けて下さいました。嬉しい限りです。   

写真展『ハナブサ・リュウや服部冬樹や植田正治などの裸婦』展示の様子

2023年7月24日(月)より開催している写真展『ハナブサ・リュウや服部冬樹や植田正治などの裸婦』ですが、お客様が服部冬樹の作品を観て「これは彫塑のような作品、まさに芸術」と堪能されていました。また「植田正治は、砂の上の作品だけではないのですね。」と皆さんびっくりされております。

ベッティナ・ランス写真展『密室』No.8 展示の様子

2023年7月3日(月)より開催しているベッティナ・ランス写真展『密室』No.8ですが、前半は男性のお客様が多かったのですが、後半は女性のお客様が多いです。ある女性のお客様から、ヌード写真の展示が極端に減少して、人それぞれ色んな姿形の美しさがあるのにそれを見ようとせず、見せようとせず、皆んな同じと想像させている。女性美の画一化で危険な傾向である。もっとヌードの写真展を開催して皆んなが見て知って欲しい。との事でした。

大坂寛写真展『女性美』展示の様子

2023年5月22日(月)より開催している大坂寛写真展『女性美』ですが、いきなり展示を見ながら、今回の作品は海外の写真家ですかとお客様が聞いてきます。大坂寛さんと言う日本の写真家ですとお伝えすると、『日本の写真家ですか? 日本人でヌード作品がこんなにも素晴らしいのを初めて見ました。日本にもすごい写真家がいるのですね。』とのこと。この方は、撮影の前に絵コンテを作成してから撮影されていますとお話しすると、『日本の写真家の写真集は色々見てきたが、今まで全く知らなかったです。』写真集が欲しいと言われましたが、生憎販売してないと言うと、残念そうでしたが、見に来てよかったですと言ってもらえました。           

彩色肖像写真展『明治の女たち』 展示の様子

2023年5月1日(月)より開催している彩色肖像写真展『明治の女たち』ですが 、お客様から「帯の位置が低いのね。開けないかしら?着物の内側に着ているのは、なにかしら?」とか「長時間露光だっただろうから、何分も同じ姿勢を保つの大変だったろうね。」などの声が聞こえてきました。また、「以前に東京都写真美術館で武士の写真なんかと一緒に女性が写っている作品が少しだけ展示されてたが、女性だけが写っている作品がこんなに沢山 (約40点)拝見できると思って無かった。明治初期の女性が写っているだけの展示は日本で初めてかもと思うのでいろんな意味で嬉しいです。こうやって見れるのは、これが最初で最後かもですね。とても楽しかったです。ありがとうございました。」とお礼を言って帰られました。

写真展『アートの競演 2023春光』展示の様子

2023年4月17日(月)より開催している写真展『アートの競演 2022春光(しゅんこう)』ですが、出展されている方のお知り合いですかとお聞きすると、多くの方がネットやDMで面白そうな写真展だから見に来たとの事です。また、『アートの競演を毎回来ているが、今回が一番素晴らしいですね。展示作品の全てのレベルが高いと感じてます。』とのお応えに驚いております。

以上

はっとり・よしをコレクション展『マン・レイやジャンルー・シーフなど』展示の様子

2023年3月6日(月)より開催している、はっとり・よしをコレクション展『マン・レイやジャンルー・シーフなど』ですが、お客様から「写真集では見た事がありますが、オリジナルプリントは初めて見ました。やはり生のプリントは良いでね。」と言って何周もされておりました。皆様、1点づづゆっくりと拝見されて、滞在時間も長いです。

藤井春日写真展『物語を生きる少女たちへ』展示の様子

2023年2月6日(月)より開催している藤井 春日写真展『物語を生きる少女たちへ』ですが、お客様から「映画のワンシーンを切り取ったような作品ですね。」とか「モデルや背景などが違ってはいるが、どの作品も作家の想いが被写体のモデルから強く感じられる点が一貫している作品ですね。」などのご意見がありました。

以上

M84収蔵作品展 No.3『降旗 良房のA First Surface on Aquaなど』展示の様子

2023年1月9日(月)より開催しているM84収蔵作品展 No.3『降旗 良房のA First Surface on Aquaなど』ですが、妹さんが芸大の写真学科に通うという初めてご来場の男性や海外からのお客様も来場され、作品の作り方を一点つづ説明したら、いろんなやり方があることにびっくりされたご様子、「写真って、面白いですね。」と言って熱心に鑑賞され、「楽しかったです。ありがとうございました。」とお礼を言ってお帰りになりました。

作品展「序曲」展示の様子

2022年12月12日(月)より開催している現役大学院生による作品展『序曲』ですが、ミャオ族の衣装が出ているDMやチラシを見て来場される方も多く、実際の作品を見てその描写と赤や青色、そして銀色の輝きに圧倒されています。そして、中国と日本の異景同天の作品で、これは何処なのと会話が弾んでます。陶芸作品の展示が珍しいのか皆さん無言で眺めている方が多いです。グラフィック作品は、何層にも重ねた本の造りに興味深く見入っておられます。